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「脱力ネタ」板

472志恩:2013/11/01(金) 17:08:36
訊けさん

「生命の實相」のp109の件ですが、

「現実の悪はどう改善するか」という題のところー

ここのところは、
ご家族の《悪い行為》についてではなく、

ご家族の悪い《欠点》をみるときの心構えを雅春先生は、説かれておられるのです。

今の教団の講師は、《欠点(短所)》と、《悪い行為》を、ごちゃまぜにして捉えて、後輩に教えているのでしょう。。

「生命の實相」ー
>>人の欠点を見る時、その欠点に自分の心がとらわれ、それをとやかくこと挙げするとき自分のこころの中には暗黒の思念が波打たずにはいないでしょう。

「暗黒の思念」は決して相手を良化することは出来ないのです。....<<


ここの問題は、《欠点》と《悪い行為」》との 違いを明確にする必要がありますよね。

まず《欠点》ー 持ってうまれた性質・性格のうち、他の者と比べて劣っているところ。不備、不十分であるところ。よくない点を言います。

《悪い行為》ー これは、一般的にいえば、自分以外の者に、精神面も含めて 迷惑・危害を与える行い。
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《欠点》とは、だらしがない、短気、根気がないなど、、、人には、いろいろある性格、性質のうちのよくない性格、性質のことです。
   ご家族は、家族の、それらの欠点を、直そう直そうとせず、欠点は見ず、長所を見つけて
   それをほめたたえていきましょう。そうすれば、欠点も自ずから良くなりますよ。。という教えです。

《悪い行為》とは、極端な例をあげれば、お隣に住む ひとりずまいの女子高生の部屋へ、夫が忍び込んで、破廉恥な行為をした。
      とか、近所のおじいさんを、口論のすえ、つきとばて 大怪我をさせた..そのような行為のことをいいます。
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ですから、《欠点》についてと、《悪い行為》についてとは、別の次元のことなのです。《欠点》は許しても、《悪い行為》は、本人のためにも、許してはならないことなのです。
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      余談になりますが、
ソクラテスは、人間が悪い行為をしないためには、どうしたらいいかを説いています。

これは、ソクラテスのソクラテス観になりますが、彼は、「知行合一」=「言行一致」を重んじていました。

ソクラテスは、生長の家の教えのように、輪廻を信じていましたから、

「もし来世が良いものになることを本気で願うならば、今のうちに善徳を積み、魂を善くすべきである。
善徳を積むためには、善に対する正しい知識が必要である。
正しい知識を得ることが出来れば、魂を善くするためにも、必然的に善行を行なうようになるはずだ」と考えました。

つまり知行合一(言行一致)とは、生長の家でいう「神の子人間」という善徳に対する正しい考え方を体得すれば、人々は必然的に善をなすようになるということを言っていたのです。

「だって今のうちに魂を善くしておいたほうが、魂にとってはいいことだし、何より来世で報われますもん。善行をするのは当たり前でしょ」、というのがソクラテスの感覚でした。

ついでに言うと、ソクラテスは、頭脳のよさは関係がない。教養という《徳》が、足りないからこそ、悪徳が存在するのだとも考えていました。


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