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会議室|ふるやの森
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そんなある朝、起きて会社に出勤しようと思って、着替えている最中、どうしても、靴下が見つからなくなってしまいました。ワンルームマンションの社宅だったので、6畳ぐらいの広さしかない部屋だったのですが、10〜15足ある靴下が、全部、片方しか見つからないのです。全部色違いだったので、本当に困ってしまいました。しかし、その当時、もう「バシャール」などを読み、精神世界に目覚めていたので、
「この現実は、偶然じゃないぞ…。きっと、何かの存在が、自分に、何か危険を知らせてくれているんだ…。これは、今日会社には、行かないほうがいいというメッセージに違いない。」
こう思って、その日は、会社を仮病を使い、ズル休みして、サボりました。
翌日、出社すると、デノ部長が、妙にニコニコしていました。それから、少し残念そうな顔をして、
「ト−マ、残念だったなー。昨日休んで。昨日の夜、オマエを銀座のクラブに連れってやろうと思うとったんや。惜しいことしたな。まあ、また今度誘ったるで。」
と珍しく優しい言葉をかけてきました。
「何か、企んでいたな…。」
と直感的にわかりました。詳しいことは省略しますが、案の定、私が休んだ日に、デノ部長は、何か企んでいたようでした。後でわかったことですが、この私に、会社の経理部の経費を盗んだ罪を、でっち上げて、クビにするつもりだったようでした。あの日、休んでいなければ、あらぬ罪をきせられ、犯罪者にされるところでした。
しかしその後、不思議なことに、なんと、このデノ部長が、総務部長の怒りをかい、クビを言い渡されてしまいました。なんとか、会社の温情で、「窓際族」として、別の職場に、移ることになったのですが。今考えても、不思議な展開でした。
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