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会議室｜ふるやの森
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さらに、ワンさんが、ニコニコ笑いながら、
「今日は、特別サービスです。」
こう言って、私の頭に手をかけ、何か呪文のようなものを、言いました。すると、私の頭の一番上の「クラウンチャクラ」が、開いたような気がして、その部分が、物凄いスピードで、上に上がっていくのを感じました。
スッーーーーーーーーーーーーーーーー
と上がっていくのですが、そのときのスピードと距離は、言葉で、表現できません。しいて言えば、両方とも、「∞（無限）」でした。木沢さんが、隣で、
「おおっーー！ 一番上まで、上がっていったぞー！」
とビックリしているのが、遠くでかすかに聞こえました。その後、少しづつ、自分の肉体に帰ってくるのを感じた後、意識が、肉体に戻ってきました。すると、
パッ‐ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
と今度は、真っ白い光が、上から降りてきました。それから、その光に、包まれて、何ともいえない至福感を、感じました。３８年以上、この世界に生きていて、初めて体験する快感でした。「愛」そのものでした。ワンさんに、
「今の白い光は、なんですか？」
と訊ねたら、
「トーマさん、今のが、神です。本当に、凄く高いところに行ったのですね。とても高いところの神ですよ。」
こう答えてくれました。それから、さらに、ワンさんは、
「トーマさん、あなたは、チャクラが開きすぎていますよ。それじゃあ、大変ですよ。」
こう言って、頭に手を当ててくれました。すると、また、不思議な感覚が、蘇ってきて、急に、堪えきれない感情が、わきあがってきました。それから、テーブルに、うつ伏せになって、声を上げて、また、号泣してしまいました。
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