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夢日記と思想と独り言 その1
25
:
名無しさん
:2012/01/05(木) 23:47:38
量子力学における物体の波動性、状態の重ね合わせという奇妙な性質は、数学的にはユニタリ性(unitarity)という言葉で置き換えられる。
古典的に不可逆な系においてはユニタリ性が破れる事が期待される。
A.O.CaldeiraとA.J.Leggettは、熱的環境に浸された一つの調和振動子(ばね振り子)がユニタリ性を失う事を理論的に示した。
熱的環境としては無数の調和振動子を用い、古典的にブラウン運動(揺動散逸定理)を再現するような物である。
初期状態でガウス型波動関数の対(シュレーディンガー猫状態)を用意すると、
それぞれの波束中心(平均値)は古典的な減衰調和振動を行い、波束幅は揺動散逸定理を再現する。
それら2つの波束の間の量子干渉は、無環境の場合、2つが接触すれば強くコサイン型の振動を生じる(これは2重スリット実験における干渉縞そのものである)。
ところがこのような「摩擦」が存在する系では量子干渉が強く減衰する事が示される。 (A.O.Caldeira and A.J.Leggett. Phys.Rev.A 31 1059-1066 (1985))
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