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【人工言語】人工言語総論スレッド

387FAFS:2013/01/02(水) 20:56:08
つまりその言語が不完全だから表現が鈍るってことなのか

mole/moloとかそれらしい用法があった気がする

388seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/02(水) 21:01:13
>つまりその言語が不完全だから表現が鈍るってことなのか

それは制アルカの初期にもあり、古アルカより表現力が衰えた時期がありました。
要は剣道の小手と同じで、使い込んでいくうちに手に馴染んでくるのと同じで、言語もそうだと思います。

アルカも制アルカで書かれたvasteと昨今のアルディアでは後者のほうが表現力が豊かです。

389FAFS:2013/01/04(金) 19:00:46
外国語不安でも同じようなことがおこるようです

390山野:2013/01/04(金) 21:59:25
なるほど・・・皆さん色々と参考になりました
最近身体を壊し気味で中々レス返せないかもしれませんがまたよろしくお願いします。

391mokos helte ◆bvmIKJ7aiU:2013/01/06(日) 21:59:18
人工言語やってる人が文理選択するときの、文系と理系のメリット・デメリットとかってありますか。
人工言語界は若い人が多いので、自分みたいに、文理選択に人工言語持ちこんじゃって悩む人が結構生まれそうなので、
文理のメリット・デメリットの一覧とかがあると良いかなぁとも思ってます。
個人的には、人工言語やってて、工学系な技術があれば
自作人工言語や人工文化の物とかが自分で作れてよさげかと思ってたりします。

392mokos helte ◆bvmIKJ7aiU:2013/01/06(日) 22:04:17
いや、どう考えても絵が描けたり、音楽系知識があったりした方が人工言語的によさげか
でも、それと工学系技術が組み合わさると凄いと思う。

393 ◆UOXJ7Oxg.I:2013/01/07(月) 00:23:22
>>391-392
語学や言語学が学べるところ、外国語学部や文学部なら直接役に立つと思う。
人間の社会や文化について学べるところも役に立つので人文系も良い。
それ以外は文系でも理系でも人工言語にとっては大差ない。
それよりも将来就く可能性のある職業で選んだ方が良いと思う。
人工言語はお金より時間が大事だ。
高収入でも忙しすぎて自分の時間が持てないような仕事は人工言語に向いていない。
もちろん、お金に困って残業やアルバイトを強いられても困る。
しかし人工言語を中心に将来を決めると後悔するかも知れない。
文学部に入ったとして、人工言語に飽きてしまったり、飽きなくても職にあぶれたり満足できなかったりしたらどうする?
そういうことを考慮しつつ学部別にメリット・デメリットを考えてみる。
学部は wikikedia の東京大学の項を参考にする。

法学部
法律の解釈と運用についての考え方は語彙や語法を厳密に考え定めることに役立つ。
司法試験はかつては最難関だったし、官僚や政治家になれば人工言語どころではなくなる。
一般就職では会社によって様々だが文系なので研究職に就く可能性は低く、実験や開発に縛られることはないと思う。

医学部
理系の中で最も理系らしくないところ。数学不要で英語が重要。
病気や薬についての語彙を作るのに役立つかも知れないが、そんな語彙だけ充実しててもどうかと思う。
以降、専門分野の語彙については同様なので割愛。
医学部は難関なので受験勉強に取り組むと人工言語どころではなくなる。
職業に直結しており、医者は高収入だが多忙なのでやはり人工言語には向かない。
看護師なら需要は高く、残業は少なく、シフト制でメリハリがあるので自分の時間は持ちやすい。

工学部。
理学部と並んで理系らしい学部。英語は理系学部でも論文を読み書きするのに重要。以降も同様。
情報系ならプログラミングの知識が付くので自分の言語のデータ整理に役立つ。
しかし、その程度のプログラミングなら独学で間に合うのでわざわざ情報工学科に行く必要もない。
プログラミングをやると場合分けや例外に敏感になるので、そういう考え方は文法や音韻で少し役立つかも知れない。
研究職に就けば時間は不規則になるが、空き時間の息抜きに人工言語をやる程度の余裕はあろう。
メリットはあまりないかも知れないがデメリットも殆どなさそうである。

文学部
人工言語には最も役に立つであろう学部。
語学と言語学だけでなく、歴史、思想、宗教、心理など何れも重要。
デメリットは思い付かない。
一方で、資格取得など、職業に結びつくところでもないので、進路は最も多種多様。

理学部
工学部同様メリットはあまりなさそうだが自然現象を扱うので SF の肉付けの役には立つだろう。
就職は研究職、教育職、一般職と様々なので理学部の括りで語ることはできない。

農学部
工学部、理学部と同様。
獣医学部があるが、獣医師免許を取っても獣医にはならず、食品会社や製薬会社の研究職に就くこともある。

経済学部
数学必須。文系学部と思わない方がいい。
就職先は多様だが社会を動かす中心になる人材で忙しそうな印象がある。

教養学部
東大に特徴的な学部。文系理系の垣根のない最も学問らしいところかも知れない。
幅広い見識が身に付くので人工言語にも非常に役立つ。
研究職や教育職に就くことが多そうな印象。特にデメリットはないと思う。

教育学部
教養学部同様に学際性が強いので人工言語に向いているように思う。
学校の先生になれば時間はそれなりに余裕があるが、近年は保護者と揉めると趣味どころではなくなる恐れもある。
就職難の傾向があるので、人脈を大事にしたい。

薬学部
学問分野としてはメリットなし。
進路としては、薬局に勤めれば、やや多忙、やや高収入で時間は比較的ゆとりある生活ができる。
獣医学部同様に就職先は幅広い。

まとめると 文学部>法学部>教養学部>教育学部>理学部>工学部>農学部>経済学部>薬学部>医学部 といったところか。

398helte ◆bvmIKJ7aiU:2013/01/07(月) 13:08:49
時間の余裕がある所で興味のあるところが望ましいと思いました。
人工言語に必要な知識は大体独学でどうにでもなりそうなので、
あまり人工言語にとらわれない方が良さそうな感じです。

399Cafian ◆L.QRNtj0ic:2013/01/07(月) 19:49:58
私の場合は人工言語だけじゃなくて言語に興味があるから、
言語学科のようなものがあるところを目指していますが、そういうところは少なすぎてこういうところでは取り上げられないですね。

400seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/14(月) 18:26:49
『言語を作るための言語学』「自動詞と他動詞」:http://constructed-language.org/conlinguistics/create_4.html
『言語を作るための言語学』「能格動詞(反使役化動詞)と脱使役化動詞と動詞の自他」:http://constructed-language.org/conlinguistics/create_5.html

401末広:2013/01/14(月) 21:36:51
開くやopenの自他交替はなんとなく気になってましたが、反使役化動詞というんですね。
残りの脱使役化動詞/非能格動詞/非対格動詞の違いで学習効率が落ちる人も実際いるんですか?

402seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/14(月) 23:30:38
システムが複雑になる分は学習効率が落ちるのではないかな、と。

403末広:2013/01/15(火) 12:32:16
英語ではlaugh atやdie of/fromとか前置詞の細かさが厄介ですが、
これは類型というより個別に覚えなければならない難しさではないかと思います。

シュライ語の場合は動作・状態系名詞34語のうち脱使役化が18語、
非対格動詞(または目的語自動詞?)9語、非能格動詞(または主語自動詞?)7語くらいですが、
全て4格システムの構図に当てはめます。
   奪格→ 絶対格 →与格
処格L___________」

こうすると動詞によっては極めてアプリオリな訳が出てくるので、
格組みには一語ずつ詳しい説明が必要になると思います。
それでも英語の多義動詞より整理されたものではありますが。

404seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/15(火) 17:31:14
>シュライ語の場合は動作・状態系名詞34語のうち脱使役化が18語、

脱使役化動詞があるのですね。

405末広:2013/01/15(火) 19:25:09
例えば「自分が使われる→働く」とか「自分が用意される→支度する」とか
「生物が繰り返される→繁殖する」とか、
脱使役化によって類義語を統一していることになるかと思います。

406末広:2013/01/15(火) 19:26:49

また、他動詞統一で主格を原因格とすると、二つ気になることが出てきます。
まず大小関係とは二つの数量の「差」で決まるもので、両者が平等に原因となるはずですが、
「2は1より大きい」だと2が一方的に原因格となって、
「1は2より小さい」だと1が一方的に原因格となってしまいます。

そして動作動詞は過去の状態から未来の状態への「変化」を表すはずなので、
2を1より「大きくされた」ものであると解釈すると、
その動作の前は「2は1より大きくなかった」ことになってしまいます。

これはこれで能動的な認知をする自然言語らしい帰結ではありますが、
アルカとしてはどう処理しますか?

407seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/15(火) 23:21:03
『言語を作るための言語学』「対格言語と能格言語と活格言語と自動詞基底言語」:http://constructed-language.org/conlinguistics/create_6.html

408seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/16(水) 15:57:43
アルカの主語は動作主だけでなく経験者も来ます。
「2は1より大きい」は定義動詞である繋辞を使います。
この定義動詞の主語は動作主ではありません。

>2を1より「大きくされた」ものであると解釈すると、
>その動作の前は「2は1より大きくなかった」ことになってしまいます。

前は大きくなかったが今は大きくなった場合は変化を意味する定義動詞のemを使います。
繋辞のetを使った場合は平生から大きかった、つまり平生から大きいことを表します。

409末広:2013/01/16(水) 19:26:25
つまり、一般的に形容詞が持つ変化の意味合いがetによってキャンセルされる感じですか?

410seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/17(木) 01:55:28
キャンセル。良い言い方ですね。
はい、そう思います。

411末広:2013/01/17(木) 12:26:10
なるほど。私の方はこういう主語と述語の関係こそ根本的なものと考えて、
過去完了の場合に「変化+からの=変化を経由した〜である」と拡張します。

こうすると文法上の主格の中で動作主や経験者、あるいは原因の用法が混在せずに済むのがメリットです。
意味上の主語については、格組みによって能格=絶対格だったり他の格だったりするので
常に文頭に倒置する言語もありでしょう。
その場合、ラテン語やロシア語のように語順が崩壊するデメリットと天秤にかけることになります。

412seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/17(木) 20:55:57
>こうすると文法上の主格の中で動作主や経験者、あるいは原因の用法が混在せずに済むのがメリットです。

それは大きなメリットですね。

413seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/18(金) 19:45:39
月刊ビッグガンガンで連載中の漫画『エスとエフ』に登場する「パラディス語」の公式サイトを一般公開致しました
http://www34.atwiki.jp/paladisren

414nuluyo:2013/01/18(金) 21:01:01
日本初の人工言語検索サイトを開設しました。
ただし、準備中ですので、検索はできません。

https://sites.google.com/site/mippob/

415FAFS:2013/01/18(金) 22:08:30
エスとエフってこれのことだったのか
お年玉も有り余っているし参考に買おうかな…

416nuluyo:2013/01/20(日) 17:58:05
「このサイトを検索」が使えないため、mippobを削除しました。

417nuluyo:2013/01/20(日) 18:02:08
近日、mippobを、検索が可能である@wikiで再開が決定しました。

418FAFS:2013/01/20(日) 18:53:50
>>417
URLはどこですか?
共有編集にしたほうがいいと思いますよ

419nuluyo:2013/01/21(月) 09:53:35
アドレスです
http://www51.atwiki.jp/mippob/

420nuluyo:2013/01/21(月) 10:03:35
あと、トップページとメニュー以外は共有編集です。

421nuluyo:2013/01/22(火) 18:00:57
>>419
ついに検索可能になりました!

422seren ◆Irq7AFcfv2:2013/01/26(土) 09:44:46
『世界を作るための文化人類学』国教の有無:http://constructed-language.org/conlinguistics/create_7.html

423nuluyo:2013/02/03(日) 12:28:43
半年以上前、初めてこの掲示板に書き込んだ文章が恥ずかしい件。

トグモグ語を知っていますか?みなさんはまだ知らないと思います。
もちろんトグモグ語と検索すればでてきます。

私はその言語の作者なのですが改善すべきところを知りたいです。
まだ人工言語をあまりよく知らないのにトグモグ語を作ってしまった。

424FAFS:2013/02/03(日) 14:58:30
リパはリパで酷いもんだ
アプリオリからアポステリオリになったり
coは古リパでは「コ」だったけど新リパでは「ソ」だったり
lineparineは元々「ライネパリネ」だったけど「ライネパーイネ」になってたり
音韻の変化も結構あったのは皆さん知らないと思います

425nuluyo:2013/02/05(火) 20:58:11
本日をもって、引退します。

公式サイトも全部消しました。

426nuluyo:2013/02/05(火) 20:58:48
あと、mippobも消しました。

427nuluyo:2013/02/10(日) 09:55:20
公式サイトのコピーが作成されました。管理人はkainolenさんです。

http://conlang.web.fc2.com/

428nuluyo:2013/02/10(日) 14:02:08
現在「kainolenは誰ですか」という質問にはお答えできないです…。

429nuluyo:2013/02/10(日) 18:19:16
引退の原因となっていた諸事情も何とか解決しました。
復帰できそうなので、お手数ですが425から428を削除お願いします。

言う事がコロコロ変わり他の人工言語作者様に
ご迷惑をお掛けしますことをお詫び申し上げます。

430nuluyo:2013/02/10(日) 18:38:10
>>427
管理人はnuluyoに変更しました。

431nuluyo:2013/02/10(日) 19:01:10
間違えて書いてしまったので、430も削除お願いします。

432FAFS:2013/02/10(日) 19:13:41
ってことは次の言語はヤライラ語ってわけね

433seren ◆Irq7AFcfv2:2013/02/11(月) 00:59:38
言動が二転三転するのに対し毎回対応していられないため、削除は基本的に荒らしなどに限定することにいたします。

434nuluyo:2013/02/11(月) 16:57:23
>>432
そうです

>>433
了解です
迷惑かけたので新しい公式サイトにも文章を掲載しました
http://conlang.web.fc2.com/

435nuluyo:2013/02/16(土) 16:04:44
しつこくなってしまうため
必須ではありませんがリンク集の変更をお願いします

●ヤライラ語
公式サイト:http://conlang.web.fc2.com/
作者:nuluyo(ID-17)
成立年:2013年2月
先験性:アポステリオリ
人工世界:あり
語法:アポステリオリ

436seren ◆Irq7AFcfv2:2013/02/17(日) 01:04:31
対応いたしましたので、リロードにてご確認ください

437 ◆UOXJ7Oxg.I:2013/02/18(月) 23:58:21
話題提供。

今ノルウェー語とデンマーク語とスウェーデン語を並行して勉強しているんですよ。
ノルウェー語は既修なんですがあとの二つは初めてです。
で、こういうことをしていると人工言語でどうやって方言を作ればいいか色々とわかってきます。
別にスラヴ語でもいいんですが、簡単なゲルマン語の方をお勧めします。
ロマンス語は方言作りの参考にするにはお互いあまり似ていないのでお勧めしません。
ちょっと見たり聞いたりしただけでは区別がつきにくいくらいよく似ているけど、発音や文法や語彙や綴りが微妙に違うというのは面白いものです。

Hva er du? ヴァアルドゥ
Hvad er du? ヴァドエアドゥ
Vad är du? ヴァエドゥ
あなた何?
Jeg er student. ヤイアルストゥデント
Jeg er student. ヤイエアストゥデント
Jag är student. ヨーエストゥデント
私は学生です。
Det er fødselsdagen min. デアルフェッツェルスダーゲンミン
Det er min fødselsdag. デエアミンフェセルスデ
Det är min födelsedag. デエミンフェーデルセダーグ
今日は私の誕生日です。
Tusen takk. トゥーセンタック
Mange tak. マンゲタック
Tack så mycket. タックソミュッケ
どうもありがとう。

438seren ◆Irq7AFcfv2:2013/02/19(火) 10:30:45
アルカにも方言があるわけですが、地球の方言とは別の原理でできています。

アルカの原理は音象徴なので、アルカは音を大切にする言葉です。
eは水でpiは尖っていてというように音象徴からできているので、それらの音が変化することがまずありません。
言語は音変化や音韻的発達をするものですが、アテン語族であるアルカは音と意味が非恣意的に結びついていると考えがちなので、あまり音変化が起こりにくい環境です。
だからこういう言語の方言を考えるときには地球の方言プロセスをそのまま応用できないという問題があります。

439FAFS:2013/02/19(火) 13:54:05
フィンランド語も北ゲルマン語ですよね

440seren ◆Irq7AFcfv2:2013/02/19(火) 15:44:57
ん、そうなんですか
フィン・ウゴル語派だかなんだかと聞いたような覚えがあるのですが

441FAFS:2013/02/19(火) 15:55:57
フィン・ウゴルみたいですね通りで悪魔の言語といわれるわけだ

442 ◆UOXJ7Oxg.I:2013/02/19(火) 16:16:14
悪魔がなんとかというのはバスク語では?
バスク語を学習するよう強いられたら悪魔でさえも泣いて許しを請う、だったかな。

と、ここまで書いて裏を取ろうとして「悪魔の言語」でぐぐったら日本語がヒットしまくり(笑)
ぐーぐるの予測で日本語、バスク語、フィンランド語の三つが出るね。

443akvis:2013/02/20(水) 22:51:55
魚楠さん、始めまして!(いきなりこの呼び方は馴れ馴れしいですか?(汗
3言語並行ですか...こんがらがりそうですね。
文法が簡単な分らくかな?その代わり発音が厄介ですよね。
そういえばスウェーデン語にはむかし、格変化と人称活用があったらしいですね...
どういう経緯で失われて行ったか調べて見るのも面白そうですね!

444nuluyo:2013/02/21(木) 11:31:48
>>436
セイセイ語のリンクが残っているのはなぜですか?

445 ◆UOXJ7Oxg.I:2013/02/21(木) 11:58:32
>>443
amkel! sifotuus!
名前はお好きなようにお呼びください。魚楠というのはトリップの UOX に漢字を充てたものが定着しただけです。
北欧語を三つとも学ぶとなると「混ぜるな危険」という状態になります(笑)
でもかえって並行することで三者の違いを意識して覚えられるので安全かも知れません。
スウェーデン語もデンマーク語もノルウェー語もアイスランド語のような屈折があったはずです。
一般的に使用範囲が広がれば屈折が減るのは自然なことだと思います。
自己紹介代わりに語学歴をまとめてみました。
【第一外国語】
英語
【第二外国語】
ドイツ語
【一冊以上を真面目にあげたもの】
フランス語、スペイン語、ノルウェー語、チェコ語、フィンランド語
【一冊もあげていないが多少は基礎ができているもの】
ラテン語、古典ギリシア語、ロシア語、中国語
【今やっているもの】
スウェーデン語、デンマーク語
【一冊普通にあげたもの ※ここから下は戦力外】
古英語、中英語、ブルガリア語、朝鮮語、アイヌ語
【一冊通読したもの】
オランダ語、エスペラント
【入門書数課ほどで中断】
アイスランド語、イタリア語、ペルシア語、ハンガリー語、バスク語
【挫折】
アラビア語
 発音が納得できないので先に進めない。
ヒンディー語、タイ語
 インド系文字はどうも苦手。

446FAFS:2013/02/21(木) 19:48:43
>>445
なんか回りの北欧語とちがうから悪魔の言語なんだそうです。
ドイツ語やってたから北欧語wやろうと思って手に取ったのがフィンランド語だったと
ということでフィンランド語が増えたと…

でもまぁ数千年の形式をそのまま保ってるらしいから凄いですよね

447FAFS:2013/02/21(木) 20:00:33
自己主張の強い私も載せときますかねぇ(笑)
【第一外国語】
タミル語(ネイティブ的記憶)

【第二外国語】
英語

【一冊以上を真面目にあげたもの】
ドイツ語

【今やっているもの】
フィンランド語、エスペラント(のようなもの達)、

【入門書数課ほどで中断 ※ここから下は戦力外】
ハワイ語
'なんて発音できなかった

【挫折】
タイ語、ヒンディー語、
読めない

中国語、
漢字が覚えられん! 発音もだめだ!

アラビア語
発音がしっかりしてない

448seren ◆Irq7AFcfv2:2013/02/22(金) 02:03:28
>>444

その言語が過去にあったことを残しておくためです。アーカイブとしてです。

449末広:2013/02/22(金) 20:35:22
>>445
納得できないというのはどの発音ですか?
私はフスハーとエジプト方言のならだいたい理解できましたが…

450 ◆UOXJ7Oxg.I:2013/02/22(金) 23:52:57
>>449
タード、サード系のノドのやつと、アイン、ガインのノドのやつ。
ああ、両方ともノドだ。
フランス語もなんだけど、最初の段階で発音に自信が持てないと挫折しちゃうんだよね。
フランス語なんか中学から囓っては挫けの繰り返しで、最近ようやく納得できてきたもん。

451末広:2013/02/23(土) 05:59:39
ガインは聞いた限りだと、ドイツ語もしくはフランス語のrでも通じそうですね。
たしかアラビア語の影響を受けた別語族では、軟口蓋化して
スペイン語の語中のgになっている例もいくつかありました。

強調子音と接近音のアインは、喉を適当に突っ張らせながらt, s, d, ð, 母音
をそれぞれ発音すれば聞き分けてくれると思います(けっこう確信)
本当に正確な発音はネイティヴでも読経の訓練を受けた人でないとできないらしいし。

強調子音に音素aが続くときは音価がæからʌになるので区別しやすいですが、
音節末とかはやっぱり入声音並みの難しさですw 最初のうちは同音異字と割り切って、
ディクテーションを大量にこなせばだんだん耳と舌が育ってくるのではないかなと。

452 ◆UOXJ7Oxg.I:2013/02/23(土) 11:45:31
なるほど。やっぱ難しいよね。
チェコ語の次はアラビア語やってみようかな。
ありがとう。

453Ziphil ◆Dd3zsepES.:2013/02/26(火) 18:04:04
質問です。

『高度な作り方』の『能格動詞(反使役化動詞)と脱使役化動詞と動詞の自他』を読んだのですが、
非能格動詞と反使役化動詞、および非対格動詞と脱使役化動詞の違いというのは何なのでしょうか?

454seren ◆Irq7AFcfv2:2013/02/26(火) 21:50:39
図を引用しました。
http://constructed-language.org/conlinguistics/create_5.html

455Ziphil ◆Dd3zsepES.:2013/02/26(火) 23:21:11
>>454
なるほど、ありがとうございます。

456seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/02(土) 15:29:50
>音数が少ない言語でも必ずあると言う音が欠け落ちていて、本当に言語学者が作ったのか怪しい構成。

解散!

457luni ◆CcpqMQdg0A:2013/03/02(土) 19:24:19
=・д・=?

たしかにp/bの対立がなかったりして、確実にpと呼べる音がない場合もあるけど、
bも欠け落ちていて、どちらも音声上存在しないという事例は聞いたことがないよ。
それって唇のない部族なのかなと思ったら、mはあるし、原理的に発音できないはずがないのです。
不自然な音韻体系には違いなかったよ。

あとuがない言語と言うのも、aとシュワーの2つの弁別しかない言語が存在することからして、
あり得るとは言えるけど、oやeもあるような言語の場合ほぼ間違いなくuは存在するのが
自然なのです。
http://wiki.dothraki.org/dothraki/Phonology

アルカのように現実に人間が使うと言う利便性の追求がない分、
言語学的な定石から自由に非現実的な印象を与える言語を作れるという事情もあるんだろうけど。
『スタートレック』のクリンゴン語や『アバター』のナヴィ語もお世辞にも発音しやすい
音韻体系とは言えないのです。

458luni ◆CcpqMQdg0A:2013/03/02(土) 20:15:23
地球でない、別惑星の人類でない種族が話しているように聞かせる異質さの演出という、
確固たる意志を持って、わざとやった可能性も無きにしも非ずなのです。
ドラマ制作スタッフとしては、分かり易く異質な感じを視聴者に訴えたいという意図もあるだろうし、
言語学者が作ったのか怪しい、ではなく言語学者だからこそ意図的に演出できること、
という可能性も無きにしも非ずかな。

David J. Petersonについてだけど、詳細は不明だけど、1981年1月20日生まれで、
カリフォルニアのロングビーチ出身で
博士号または修士を取ったのがバークレイ大学とサンディアゴ大学な人らしいね。
http://wiki.dothraki.org/dothraki/David_J._Peterson

言語作者としてはいわゆる多産型で、色んな語族単位で違うようなものをたくさん作るタイプだね。
トールキンだとだいたい語族単位では繋がっているものが多いけど。
本人としては代表作はdothrakiでなく、kamakawi(2001〜)でポリネシアチックな
音韻体系の国際補助語目的人工言語なのです。
時期的にも年齢的にもプロトタイプ制アルカの方向性に極めて近いね。
語彙数からすると408語規模で、プロト制の2/5規模だし、少数分析言語なんじゃないかな。
http://dedalvs.com/kamakawi/main.html

まぁ、規模的にも読みもの的にも、目が肥えてしまうと、
「(日本の平均的な新興人工言語やヒュムノスとくらべれば)大したことあるけど、
(アルカシリーズと比べたら)大したことない」
ということで、楽しむには味が薄いし、量も少ないってなるね。
英語圏と比べてもレベルが高い日本語圏の人間で良かったと思うよ。

459seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/03(日) 02:04:15
ふと思ったんですが、cとqって人工言語ごとに何の音素を示すか結構異なる気がするんですよね。
逆にpはほとんどの言語で[p]な気がします。
安定している文字とそうでない文字があるような気がするんですが、みなさんの言語でもやはりcとqの扱いには困ってらっしゃいましたか。

460seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/03(日) 13:29:34
人工言語学研究会の実績をまとめました:http://constructed-language.org/record.html

461末広:2013/03/03(日) 21:43:17
>>457
アラビア語ではi〜eとæ〜ɑの区別はあっても、
ɔ〜o〜u〜ʊ〜ʉ〜ʏは一つの巨大な音素だったりします。
方言によっては条件異音で音価の区別もあるでしょうけど。
中国語でも音節内の位置によってはuとoの区別がなかったような…

iとeの違いに比べると、uとoの方が同じような音に聞こえるので
どちらを選ぶかはけっこう個人の裁量っぽいです。

462末広:2013/03/03(日) 21:44:16
>>459
うちはチャ行をtjで表してた時期もありましたが、
有声音のdjや摩擦音のjとまぎらわしいのでcに変更しました。

qはよく考えるといらない子かも。帯に短したすきに長し(死語)
シュワーは結局serishと同じようにuにして、ʊ〜uの音にはwを当てたし、
喉音はグレイヴ・アクセント「`」で統一した方がなんかそれっぽく見えるし、
ポコッという歯茎吸着音はq/tq/qtと書くとk/tk/ktと発音されそうだし。

463WYU ◆1in7cuyv5I:2013/03/03(日) 22:00:17
>>459
cはかなり早い時点でチャ行と決めていたのでそれほど困らなかったです
ただしqは現行のハ行になるまで結構時間がかかりました
最初はhでハ行を表していたのでqは暇させてたのですが、
hが母音になってからようやく音素としての役割を与えられるようになりました
もちろん、qがハ行というのは違和感がありました でももうとっくに慣れましたね……

464FAFS:2013/03/03(日) 22:12:22
リパスレでもいったようにc=sになってた(ドイツ語の影響で)
qはkwになってる(嫌いな音素なのに何故あったのかは不明)

465luni ◆CcpqMQdg0A:2013/03/04(月) 14:30:03
>>459
ええと、もともとラテン語のcは[k]または[g]だね。
沖縄うちなーパターンで、

k→[ts]/[tS]→[s]→[h]→[w]/φ
→[kj]/[s]
→[kh]→[g]→[ng]

の連続体があってこの中のいずれかの音に変化していると言うのが、
自然言語の傾向かな。

イタリア語だと、チャ行で、ドイツがツァ系
英語とフランス語がキャ行/サ行/カ行系と言うぐらいしか把握していないよ。

日本人がcに充てることが多いものはチャ行系とツァ行系のエスペラント方式か、
ラテン語が好きな人がカ行系、ロシア語が好きな人がサ行系だね。

>>460
時代が追いつくのは、セガハード(90年代に高画質・光ディスク・高性能・ネット通信)とか、
東京ミュウミュウ(00年代初頭にケモノ耳、メイド喫茶、ツンデレ喫茶)より、難航しそうな気がするのです。
2006年当時と比べると、遥かに時代が追いついてきた気はするけど、
まだまだはるか後方なのです。

一部の達人のみが「結果と言うものを見ることができる」職人芸的なものを
一般人でも気軽に一万語規模の架空言語が作れるような技術的なブレイクスルーと、
一般人でも気軽にフランス語程度の難度の言語を数ヶ月でマスターできるような手段の開発と
ファンタジーやSFの言語と言う細かい設定にまで目が届くようになるような心の余裕が生まれる
国際情勢の変化とか、いくつかの前提条件をクリアしてから、評価されるようになると思うよ。
20世紀末からみれば、人工言語作りはかなり省力化されているけど、
22世紀初頭あたりから見れば、全然で、
作る人にとっても、覚えて使う人にとっても、
目・肩・腰に多大な負担をかける体力勝負のコンテンツと言うことになるよ。
だからこそ大衆は評価を下す以前の段階なのです。
たぶん、この前提条件がクリアされるのは100年単位で後だろうけど、
その時に、とんでもないオーパーツの存在に驚愕するってことになるんじゃないかな。
300年後ぐらいに人工言語史の本があったら、確実に言及されるレベルなのは間違いないよ。
生きているうちに評価される芸術家は少数派なのです。

>>461
事実上の/u/なんだね。

466 ◆UOXJ7Oxg.I:2013/03/04(月) 23:08:58
三百年たっても人工言語は secret vice だろうね。
一方、三百年も待たなくても、今もう既に一部の語学好きが人工言語に興味を持って、それぞれ評価しているよ。

前にクロさんが人工言語は芸術作品だというようなことをどこかの掲示板に書いていたと思う。
そのときに、誰かが、それをどうやって鑑賞するのか、と問うていた。
それが正解だろうね。

467seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/05(火) 11:44:21
>だからこそ大衆は評価を下す以前の段階なのです。
>その時に、とんでもないオーパーツの存在に驚愕するってことになるんじゃないかな。
>300年後ぐらいに人工言語史の本があったら、確実に言及されるレベルなのは間違いないよ。

一般人はアルベドやクリンゴンなど、言語の出来よりFFとかスタートレックとか、作品の出来で評価すると思います。多分それは何年後でも。
なので企業がアルカのような言語を採用しないかぎり、すぐ作れるなんちゃって人工言語ばかりが有名になり、作り込まれた人工言語は無視される、という状況は変わらないでしょうね。

何年経っても大衆は言語を評価しませんよ。
FFXが好きでもアルベドが好きなんて人は1万人に1人いるかどうかで、それだったら紫苑の読者率と変わらなさそうですし。
まぁそんなもんです。

>三百年たっても人工言語は secret vice だろうね。
>一方、三百年も待たなくても、今もう既に一部の語学好きが人工言語に興味を持って、それぞれ評価しているよ。

僕もそう思いますし、それが実情でしょうね。

468末広:2013/03/05(火) 23:50:09
「エスとエフ」のパラディス文を見ても思ったんですが、クラークの第一法則風に言うと
「高度に作り込まれた架空言語はレトルト言語と見分けがつかない」んですよね。

そして大衆にとってのエスペラントが「苦労して勉強しなければならない西洋語が一つ増えただけ」
だったように、アルカのアフォーダンスは「フランスあたりの絶滅危惧言語が一つ増えただけ」
になってしまうと。

でも【アルカ関連の新規ツイートやブログ】スレを見ると、
ちょうどアルカ論に書いてあった「裏路地の古本屋」に通りがかった人の
頭の中っぽい感じがします。
ただ猫が入って行った横に「人類数十万年の〜」とかいうポスターが貼ってあったら
ちょっと雰囲気が違う気もしますがw

469渡久地 ◆td0aasgpcM:2013/03/06(水) 12:28:04
>>459
自分の場合,c,qはあまることが多いので,言語によって入れたい音素を割り当てていてバラバラです.
割り当てたことのあるのは思い付く限りc=/ts, s, ç, ǀ/, q=/ɣ, ɒ, q, ŋ, χ/です.

470seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/15(金) 10:35:12
>言われなければ日付なんて、2月4日と4月1日と4月4日と7月19日と11月30日が分かればあとは知らなくても何の問題もないのです。

(*´∀`*)サンクス

471helte ◆bvmIKJ7aiU:2013/03/19(火) 19:54:45
お久しぶりです。
ヘルテです。人工言語やってない人です。

最近、花を見るという謎の趣味が出来てしまった変な人ですが、
今日は近所の公園の白木蓮が見頃だという噂を聞いて見に行った感じです。
花を見に行くと言ったら「ジジくさい」と言われました。おっしゃる通りで。

どうでもいいことですが、ツツジの蜜に毒があるということを最近知って、
小学生の頃「甘ぇ」とか言ってよく舐めてた私は大丈夫なのかとか思ったりします。
まぁ、当時みんな舐めてたので別にいいだろうとは思いますが。

しかし、人工言語やらないと精神が安定して楽です。空想妄想が減るので精神が安定します。
一か月ぐらい前は結構精神不安定で人工言語を辞めたらしいです。どうやら。

それで公園で思ったことなのですが、
・幻日辞典にはレベルタグがある。
・ロシア語ではカマスは重要語らしい。(『その他の外国語』に書いてあったような。)
・サクラは日本語だと重要語になるだろうけど、モクレンとかはどう考えても重要語でもなんでもない。

などと思ったので、アルカでの花のレベルタグを見てみたわけです。

alismetin「山茶花」→[レベル]6
tikan「木蓮」→[レベル]5 ちなみに近所の木蓮はまだつぼみでした。
akleim「菜の花」→[レベル]4
ping「梅」→[レベル]3
seron「桜」→[レベル]2

で、これらの語彙のレベルタグはどのようにして決められたのかなぁ、と思ったので質問します。
文献に出てきたからなのか、風土の問題なのか、使用した主観なのか、みたいな。

しかし、アルカは花の名前揃ってて凄いなぁ。と思う所です。

韓国語だと、ムクゲとかが、レベルタグ的なのが重要度高そうです。
国花力凄いなぁと思う所です。国歌にも出てきますし。

個人的にいろんな人工言語のそういう話が聞けたら嬉しいです。

472seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/20(水) 10:14:32
Helteさん、お久しぶりです。

花を見るのは僕も好きですよ。
若いころ、嫁さんとのデートはたいてい花見か本屋めぐりでしたから。

アルカのレベルタグは僕・カノジョ・娘の立場を目線と定めた上で、僕が設定しました。
よって地球だと日本やフランス、アトラスだとアルバザードに住んだものと仮定して、その生活から見て身近なものほど低レベルになります。

473名無しさん:2013/03/20(水) 12:47:23
花を生で観察すると、サイズや匂いも体感できて造語の参考になりそうですね。

>>471の5種はシュライ語の履歴だと2008年にはあって、たぶんジェン語の頃に造語しました。
今見ると菜の花(アブラナ)以外はちょっと分かりにくいので、考え直さなくてはなりません<(-_-;)>
レベルはどれも1、もしくは2ぐらいになるかな…山茶花は分類的に椿とセットで扱いたいのと、
木蓮はマグノリア(属)として映画や音楽に使われていたりするので。

私は今小説コンテンツで遅筆の沼をかき分けているので、植物名の改訂となると
いつになるか分かりませんが…φ(-ε-;)

474末広:2013/03/20(水) 12:48:49
名前消えてますがいつもの人です↑

475helte ◆bvmIKJ7aiU:2013/03/20(水) 23:37:50
ご返答ありがとうございます。

>>472
風土という発想はあったのですが、
ヘルテは複数人で人工言語作ったことが無いので、
人の目線に立って設定するという発想がなかったです。

>>473
ミリ語やってたときは花とか木とか興味が全くなかったので、
植物の造語が全く手に付きませんでした。
今はヘルテは人工言語やってないですが、
やはり生で観察するのは良いことだと思います。

476seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/25(月) 22:51:23
seren arbazard ‏@serenarbazard 7秒
言語を作るための言語学:「完全に他者から独立した自分だけの思考・哲学・芸術を人間が行う唯一の方法」http://constructed-language.org/conlinguistics/create_9.html
開く 返信 削除 お気に入りに登録 その他
seren arbazard ‏@serenarbazard 40秒
言語を作るための言語学:「言語教育は価値観の押し付け」http://constructed-language.org/conlinguistics/create_8.html

477seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/26(火) 23:23:46
言語を作るための言語学:「言語と文化が乖離することによる違和感と齟齬」http://constructed-language.org/conlinguistics/create_10.html

478seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/26(火) 23:57:00
言語を作るための言語学:「舌先現象と英語帝国主義」http://constructed-language.org/conlinguistics/create_11.html

479 ◆UOXJ7Oxg.I:2013/03/27(水) 09:48:17
言葉が出てこないときは科学的にはノドでも舌でもなく神経だろ。
じゃあ、どこだ?海馬か?言語野か?
ということで「記憶 想起」でぐぐったら面白い記事が見付かった。
http://kaiwa-kouza.com/contents/wh10_1_5.html

480seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/27(水) 10:02:42
脳の神経ということですよね。

481seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/27(水) 17:52:37
言語を作るための言語学:「エスペラントの文化と欠点と課題」http://constructed-language.org/conlinguistics/create_12.html

482luni ◆CcpqMQdg0A:2013/03/27(水) 19:29:02
たぶん、そういう部分を気にするほどに密な付き合いはしていないんじゃないかな。
チャットとかで元気なエスペランティストの9割方は英語もできるから、
英語的語法とか、慣用表現でどうにかなるんじゃないかな。
アシェット関係と違って、正確な意思疎通をしないと自分や相手の命も危ないという
シチュエーションもほぼないだろうし、純粋にあの環境下で求められる完成度の水準では、
このぐらいでも大丈夫だった、と言うことだと思うよ。
もし駄目だと思ったらこれまでの1873年からの140年の歴史の中で
とっくに何らかの対策がなされているはずなのです。

アシェット的な硬派に厳密な意思疎通が求められる環境が長期にわたってあり、
語族レベルで違う人が色々集まるような環境が特殊だったんじゃないかな。
エスペラントコミュニティーは厳密な精度の意思疎通は需要がないんだと思うよ。
受動態になると無相と進行相の弁別が付かなくなるとか文法レベルでもいくつか欠陥があって
放置されているぐらいだし、そのレベルでも放置しても不便を感じないという水準だから、
より高度な語法・文化設定までは手が出せず、フランス語と英語のものを代用しても
違和感を感じられるような段階ではない、ってことだと思うよ。

エスペラント側を啓蒙して云々というのは2006-2008年までの数々の試みで、
結局のところあちら側の需要のなさで徒労に終わってしまうというのは歴史が証明しているよ。
だから、エスペラント層じゃなくて、アシェット的なガチな多言語集団を探して広めた方が
需要があるんじゃないかと思うけど、世の中になかなかああいう
力関係がそれほど大きくない語族レベルで違うような言語話者の集団ってあまり見ないのです。

これもまた、時代が追いつくのを待つというパターンじゃないかな。

483luni ◆CcpqMQdg0A:2013/03/27(水) 19:45:09
あと、語法・文化設定まで新規の人が作りこむというのは、実は敷居が高くて困難なのです。
1500語以下レベルだと、文法を作って語彙を作って当たりで精いっぱいで、
語彙のネットワーク構築とか、厳密な語法・語彙設定を作ることを考えられる余裕が出てこないあたりだよ。

アルカ史的にも古アルカ時代どころか、中期制アルカの半ばまで、
作り始めて13年以上たったあたりでようやく語法設定まで考える余裕が出てきたというぐらいなのです。
ちなみにこの段階で、古アルカ、アルカ・エ・ソーン、プロト制の膨大なコーパスがあり、
後の法副詞にあたるエクスプローダーなどのアルカっぽい言語の勘やノウハウの蓄積も
されていて、語彙数自体も7000語規模、この段階で、昨今話題のドスラキ語の2倍以上の
とんでもない規模であり、アティーリ、膨大な手書き資料、ヴァステなどの膨大な使用実例があり、
昨今の人から見ても化け物クラスなのです。
多くの人は歴史段階で言うと制定語彙(1996年)〜赤アンクノット(1998)ぐらいで、
まだ人類には早すぎるって感じかな。
語法設定は、使うならともかく、作るのはすごく難しいのです。
相当な広範な知識、洞察力、言語作者としての技量と経験値があってはじめてできる技術だと思うよ。
言語作者ですらないエスペランティストの人にそれを求めるのは結構酷な話かなと思うよ。

484seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/28(木) 15:50:24
>需要があるんじゃないかと思うけど、世の中になかなかああいう
>力関係がそれほど大きくない語族レベルで違うような言語話者の集団ってあまり見ないのです。

思うに、アシェット的な集団は最近あると思うんですよ。
skypeやネトゲの発達で、オンライン上には母語が互いに異なる多くの人々で構成される集団があると思います。

ただ問題は、その人達何も迷うことなく英語を使うんですよねぇ!
人工言語待ったなしって感じです。

485seren ◆Irq7AFcfv2:2013/03/28(木) 15:52:18
>多くの人は歴史段階で言うと制定語彙(1996年)〜赤アンクノット(1998)ぐらいで、
>まだ人類には早すぎるって感じかな。

なるほど。

>相当な広範な知識、洞察力、言語作者としての技量と経験値があってはじめてできる技術だと思うよ。
>言語作者ですらないエスペランティストの人にそれを求めるのは結構酷な話かなと思うよ。

まぁ言語学も人工言語もできる人材が見受けられないので、仕方ないのでしょうね。

486luni ◆CcpqMQdg0A:2013/03/29(金) 14:46:20
旧アルシェの場合は、1991年の段階で、まだ7〜10歳で、しかも当時は小学校の英語教育と言うのはなかったからじゃないかな。
英語教育以前だからこそ、英語を使うということもなく人工言語という選択肢が生じえたのです。
英語の影響力の弱さたるや、Be動詞の概念が理解できないから導入されなかったぐらいなのです。
英語ができるようになってからだと、学校で習っているからどちらにとっても多少は分かるということで、
選択肢が英語に絞られてしまうのです。
1994年段階ではもうすでに英語の影響が濃くなり、2000年の段階では、ミールの書を見る限り、
事実上のコミュニケーション用言語はアルカよりも英語だった実態がみられるのです。
アシェット側でも英語の影響力は少なくないのです。
対外的な国際補助語としては英語が採用され、それでしかないけど、
部外者にあまり知られたくないことを書くための符牒としての需要があったから続いたのです。
ネトゲギルドみたいなある程度開けた団体だったら人工言語の国際補助語が滅びた可能性が無きにしも非ずなのです。

ということで、いかに英語教育前に選択肢として提供するかと言うことになるけど、
2011年以降、小学5年生から英語が必修化しているとなると、20年前よりも状況は厳しいのです。
生まれるのが20年遅かったら、共通言語の需要は英語で満たされるために、アルカの発展も
なかったかもしれないのです。

東西冷戦末期というまだアメリカのほかにも対立軸があり、東欧に今ほどアメリカ文化の影響力がなかった
と言うこともプラスに作用していたと思うけど、今となってはウクライナでは義務教育1年生から英語必修、
フィンランドでは義務教育3年から英語必修であの当時より英語圏の勢力範囲が広がっているのです。
時代的背景からすると、人工言語の、実用段階の完成度を持つ国際補助語をつくる最後のタイミングだったとも
言えるのです。


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