人間もそれと全く同じ事であり,各人は人間性のあらゆる萌芽を自分の中に持っているのであるが,あるときはその一部が,またあるときは他の性質が外面に現れることになる。そのために,人々はしばしばまるっきり別人のように見えるけれども,実際には,相変わらず同一人なのである』と。トルストイの文学的師はルソーだったようですがおそらくルソーの「告白」を読んで我が意を得たりだったんでしょうか。どうか皆さんも人生についてあまり深く考えないように。男と女が勝手に「コウマン」して出来ちゃったのですからね。フランス人はどうにもならない時によく言います。「C'est la Vie」と。人生なんてこんなもんよ,という意味です。なにせ男女にそれぞれ制御不能なものがついているのですから(笑)脇を甘くすれば人は寄ってくる。締めれば人は遠のくが人生はその辺のさじ加減。押してよし,引いてよくても一元論者では孤立化する。莫迦も利口もこちらの味方にすることだ。自我などというつまらないものはさっさと捨て無我になることだろう。パーリー語本「大パリニッパーナ経」の中にブッダの死に至る過程が書かれている。中村元訳本として「ブッダ最後の旅」として岩波書店から購入できる。。