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>>493 >>496
血統、遺伝、血筋がスピリチュアル的に重要かどうかですが、ないとは言えないですね。
先祖の考え方（業）、因縁、徳などが影響することは確かにあります。
見えない世界の存在は現代では、そういうことで差別はしないです。
注意は「現在では」です。というのは昔は血統も含めて「家」で人を判断する考え方が
日本では主流でした。当時は人々がそういう考え方でしたので見えない世界もそうだった
可能性が高いです。いまでも見えない世界の存在の中にはそういう見方をする存在がいても
おかしくはないです。一般の寺社の神仏はそんなことはないのでご心配なく。
日本以外でも、個人として人を判断するようになったのは20世紀になってからというのが
ほとんどです。欧米でさえも階級や家柄による差別はありましたから、他所の国はみんな
部族、血筋や身分で人を見ていたと考えて間違いないでしょう。
現在では賢い人は血筋や血統は「バラツキ、個性」の問題であり、優劣の問題ではないと
考えていると思います。いろんな血筋があってこそいろんな個性、才能、価値があると考える
人が賢いです。
あたかも人間が遺伝により、上下やランキングがあると思ってる人も中にはいます。
昭和の頃までそういう考え方の人が多数でした。育ち、出身地、家柄、学歴で人に
ランク（波動が高い、低いなどと言ってるスピリチュアルの人達と同じような考え）が
決まるみたいに思ってる人が多かったです。
それらの考え方は動物で「どの動物が一番優れているか？ 動物の王様は？」などと
議論するようなものです。ライオン？ チーター？ イルカ？
測る尺度によって王様の動物は変わります。まったく無意味な比較です。
人間もそういうものだという考え方が最近になってやっと理解されてきたように思います。
私が関わってる神仏は、血統や階層で人を判断はしません。
でも、縁や先祖の徳は見ます。
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