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不思議系テレビ番組お知らせスレ
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「歎異抄」「悪人とはだれか」は面白い内容でした。
私の理解では、悪人とは正しい仏の道を歩むことができない庶民全員のことを指しているようです。
善人とは自分の力で正しい生き方ができる(と思ってる)人のことのようです。
念仏の考え方として人間には悟りを開くとか解脱することは不可能なのであるということ。
人は誰しも宿業によって今の姿になっているのであって、自分の自由な意志で生きてるわけではない
ということです。自分は「悪い事なんて絶対しない」と思っていても状況次第で誰しもが極悪非道な
行いをしてしまう可能性があるということです。
宿業というとカルマとか生まれ持っている煩悩みたいな意味に解釈されがちであるが、
それらだけでなく、環境の影響、自分自身の行いの習慣によって自分自身の性格・個性が
形成されているということです。その結果、誰しもが色眼鏡を掛けて物事を見ているということ。
宿業も自分の都合のいいように一面だけを捕えて考えてしまったり、他人をけなす為に
持ち出したりしてしまいがちだが、人間には宿業を全て理解することなどできないということ。
そこで慈悲深い阿弥陀仏にすがることで誰しもが救ってもらえると信じることで
生き方や人生の考え方が変わるということのようです。
浄土系の宗教というのは神秘的な術で道を切り開こうとする密教や、
自分自身を変えようとする禅宗や日蓮宗とは考え方が異なる教えですね。
やはり、キリスト教と似ていると思います。キリスト教は人間は無力で原罪に
よって穢れた存在で、神(イエス様)にすがるという信仰ですから。
尚、この番組は再放送があります。
6月25日(土)Eテレ
PM1:00〜2:00
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