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『web「生命の實相」輪読会』 板
277
:
a hope
:2016/11/25(金) 07:35:11 ID:vdNCBnG6
「生命の實相」第29巻 p91 後から2行目〜
「本来無い不幸」がどうして現われるかというとすべて「我(が)」の心が邪魔になるのであります。
「我」というものは「本来一体」のものを取りちがえて分裂感(わかれたかんじ)を起こしたものであります。
ちょうど大海の水のように、われわれの生命は、「神」と「自」と「他」と、その三つは一体である。
それが波と波とのように分れて、本来一体でないと思い、「我(われ)」だけであくせく苦労しなければならないと思う、これが「我(が)」の心であります。
この「我(が)」の心で苦労すると本来一体が一体でなく見える。
大海の水が一体でありながら無数の波に分かれているように見え、満月は本来マン円(まる)いにかかわらず、壊(くだ)けて不完全に見えるように不幸は本来ないにかかわらず、不幸の相(すがた)が表面に現われてくるのであります。
ですから幸福を招きたい人は「我(が)」の心を捨て、引っかからない、素直な心、そのまま受ける心、神様におまかせした、全体の動きにおまかせした、明るい焦らない朗らかな心をもつことが大切であります。
「我(が)」があったら人間は明るくなれません。
「我(が)」をとったら明るくなる。
明るい世界に暗い影は這入ってこないのですから、常に心を明るい浄(きよ)らかな嬉しい嬉しい状態でおきますと、万事都合よくそのままで何でも整うようになるのであります。
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