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トーキングスティック板/2

245「訊」:2015/11/03(火) 21:28:06 ID:s.q7QGp.

 『日米開戦の正体』(孫崎享著書)が素晴らしい、そんな話などを。

 ところで陛下は「満州事変以降の歴史を共に学ぼう」と呼びかけられました。そこで最良のテキストは?という疑問が湧くと思うのですけども、当方は迷わず同書を挙げます。いやこれ、この『日米開戦の正体』(孫崎享著書)はバランスが取れているのです。特徴を列記しますが、

● 著者主観を排して「当時の人々の発言を紹介している」ため。後付けの評論ではない点が好感。
● 著者が特定イデオロギーを述べるのではなく、読者に「考える材料を提供している」というスタイルを採用しているため、かなり好感。

 ということになるでしょうか。

 一例だけにしますが板垣征四郎(陸相)の発言なんて、読んでいるダケでスゴイのです。「満州で日本が権益拡大しても米国は介入して来ない」であるとか、「満州・シナを抑えれば米国との戦争も万全。海軍も勝算ありとしている」等の発言・・・・・・・これが、当時の言葉そのままに掲載してあります。さらには板垣征四郎の主張の「理解できる点」の併記されており、バランスとしては万全。たとえば理解できる点としては板垣発言が「世界恐慌直後の米国の様子だった点」として著者がフォローしております。フォローと同時に「石油はなかったワケだから、満州・シナを抑えたところで米国との長期戦はムリだった」等のツッコミも著者・孫崎氏から入っているという、そんな本です。

 ・・・・・その他、「軍部の独走はなかった」なんて云う方も読んで欲しいです。当時の軍部ですが天皇陛下の意向など「完全無視である」ことがよーーーく分かります。それがそのまま、大御心を平気で無視して暴走する様子が「当時の要職にあった方々の発言を引用するかたちで」紹介されてますんで。

 ・・・・・・・・ところで同書ですが、かなり売れているみたいです。が、不思議なことに産経も読売も書評を避けたばかりか、なんと、朝日までも書評をせずにTwitterで叩かれたみたいです(笑)。「朝日が反対するなら良い本!」てな方にはぜひ、読んで頂きたいですし、「産経や読売、加えて朝日までも書評を拒否!これは前代未聞!」てな方には真っ先にお勧めする本になります。特定イデオロギーに偏っていない点、この、大手新聞社がこぞって書評を避けたことからもお分かりになるでしょう、ええ、「かなりの良書」です。


 当時の要職にあった者を中心に、そして、当時の戦争に反対してた者、賛成していた者の意見をそのまま載せて「読者へ考えることを求める本」それがこの、孫崎氏著書の 『日米開戦の正体』です。陛下年頭ご感想である「満州事変以降の歴史を共に学びましょう」に応えんとする良質保守の方々は、これ一冊で満足される筈ですよ。




追伸

 一回読んでから現在、私は、二度目の通読にチャレンジ中です。もう、これを読みますとウヨクやサヨクのウソ、たちどころに判明します(笑)なにせ、当時の人々の言葉がそのまま、掲載されてありますからね。右だの左だのの、偏狭イデオロギーな著者が書いた歴史本よりは、よほど正統のものです。激烈でお勧め!


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