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独占板

4698シャンソン:2015/10/09(金) 10:35:23 ID:pkKDwvrM
>>4697

 現在、その詩に曲がつけられ、美しいソプラノ歌手のキャサリン・ジェンキンスさんが歌い、民衆に親しまれながら全英で広く静かに歌い継がれているのです。
 こうして、〝千の風〟はイギリスに舞い降りました。

 二〇〇一年九月十一日、アメリカ。ニューヨーク同時多発テロ事件当日。
世界貿易センタービルの八十八階のレストランでシェフをしていたクラークさん(当時三十九歳)は、車椅子の女性を助けようと、必死になっている姿を目撃されたのを最後に、テロの犠牲となりました。
翌二〇〇二年、グラウンド・ゼロで行われた第一回追悼集会で、クラークさんの娘であるブリッターニさん(当時十一歳)が、この詩を朗読しました。

 原詩は、遠い昔にアメリカ大陸にあった、ある居留地の片隅の石碑に刻まれたもの。それがこの時に朗読され、全米に向けて放映されたのです。
新井満さんは、ステファン青年が書き残した十二行からなる英語詩を原詩として、独自に日本語訳し、曲をつけました。日本でこの詩が最初に訳されて本になったのが一九九五年。阪神大震災がった年でした。
その十年後、JR福知山線脱線事故の追悼慰霊式で、遺族の強い希望により、新井満さんの訳詩で、この詩が朗読されました。その後、口から口へと伝わって、現在七千通を超える感謝の手紙が新井さんに届いているそうです。
「この歌に癒されました」「生きる希望と勇気をもらいました」「亡くなったと思った人が、すぐそこにいるように感じました」と。

 いつしか、「この詩は、必要としている人のもとに届く」と言われるようになりました。
そして二〇〇六年の年末、NHK紅白歌合戦で取り上げられ、多くの日本人が知るようになったのです。
 今でもこの歌を、心の支えとして生きている人たちがいます。歌はこんなにも人の心を動かすものだということ、詩や言葉には「力」があるということを、
この詩は教えてくれています。

 北アイルランドでテロに倒れたステファン青年の「自分を殺した人を恨まないでください」そして「魂はいつも大切な人のそばにいます」という思いは、そのやさしさ
を詰め込んだメッセージとともに「千の風になって」の詩と音楽に乗り、今、たくさんの人々の思いと一緒に世界中を駆け巡っているのです。


 『嬉しく楽しく、幸せになってしまう世界へ、ようこそ』 小林正観 著


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