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実相哲学を論じる部屋
537
:
曳馬野
:2015/10/12(月) 18:30:19 ID:xov3Klaw
まず、無条件に神想観を立てることが大切である。祈りのない宗教生活はなく、神想観のない生長の家はないのである。・・・・
風ゆきて風鈴の鳴る、風の鳴るのか風鈴のなるのか。風の鳴るに非ず、風鈴の鳴るに非ず、心鳴るなり。心とは如何なるものぞ。共に寂静。寂静にして音の鳴る、霊霊妙妙の単純境。
自によらず他によらず、処女懐妊。自力にあらず他力にあらず、隻手の声。自をまたず他をまたず、無指にして立つ指。
行事要目に「そのままの心を大切にすべし。・・・そのままは零なり、一切なり、○なり・・・」と示されている。
そのままが単純境。神想観のそのまま、五官の世界を超脱したそのまゝである。
此処を己が生命の住地とし、此の生命が己が生命となり出でるのが、人間神の子の生活であり、本当の宗教生活なのである。 常楽への道 より
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