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実相哲学を論じる部屋
444
:
志恩
:2014/06/10(火) 11:43:11 ID:.QY5jUA6
光明掲示板
もはや🇯🇵「鎮護国家」を外す理由が消えたのでは?
却って、今こそ「鎮護国家」が喫緊の課題となったのでは? (7842)
日時:2014年04月30日 (水) 20時31分
名前:破邪顕正
ご存知のように、谷口雅宣総裁は、生長の家総本山の祈願から「鎮護国家」を外しました。
その理由は、時代状況が変わって、「冷戦」が終結したからというものでありました。
谷口雅春先生は、東西冷戦下、日本が危殆に瀕したから、その危機感から、「鎮護国家」を説かれたのではありません。
これは、つとに三島由紀夫先生が喝破されたことでありますが、谷口雅春先生の説かれるものは、たといそれが情勢論であっても決してそれのみに留まるものではありませんでした。
…『占領憲法下の日本』には、幾多の政治的事象がとらへられ分析されてゐるけれども、それらは決して現象論でもなければ情勢論でもない。すべては烈々たる精神の顕現である。(『占領憲法下の日本』本書に寄せる)
この「烈々たる精神の顕現」がわからないのが、悲しいかな、谷口雅宣総裁なのです。
だから、平然と「鎮護国家」を外すという愚行ができるのです。
よし、百歩譲って谷口雅宣総裁の見方、捉え方を容認することにいたしましょう。
しかし、それならそれで、その状況論からしても、
今こそ「鎮護国家」を説かなければならないのではありませんか!
なぜと言って、谷口雅宣総裁の唯一の根拠とみなした「冷戦」が、今再び、
世界を覆い始めているからです。
クリミア半島はどうですか?
尖閣諸島はどうですか?
文字通り、力と力のぶつかり合いが、現実としてそこにあるではありませんか?
世界の警察官たるアメリカが、その役割を担いきれなくなったことにすべてこれは起因しています。
だからこそ、再度、言わなくてはなりません。
「冷戦」が終わったから、「鎮護国家」を外した!
ならば、それと同じ論理をもって、谷口雅宣総裁は、今日の新たな「冷戦」を見据えて、
「鎮護国家」を説かなくてはならないのです!
もし、それでも「鎮護国家」を説かないとしたら、
「冷戦」終結の状況認識が「鎮護国家」を外させたのではない、
ただ「鎮護国家」が嫌いなだけなのであると、私はみなすものであります。
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