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実相哲学を論じる部屋
421
:
初心者
:2014/03/31(月) 23:26:42 ID:k.9Qtig6
トキ様
>自分
がしている事が「悪事」だ、と認識をしている人よりも、自分がやっている事が
「正義」だ、という人のほうが、エグい事をする、という話です。
自分は善人だと信じている99人の日本人が、自分たちの悪を隠ぺいするために1人の人物を悪人に仕立て上げてエグイことをするという構図はたしかにありますね。
>まあ、これが人間の「業」なんでしょうが、「正しい理論」を
作っても、人間は「完全」ではないので、絶対に脱線します。
と、言うよりも、人間が使いこなせる理論が「正しい理論」で
あると考えています。
だから、私は、たいへん失礼ですが、初心者様が「正しい理論」を
作られても、それは新しい「暴走」の始まりかと考えています。
シュタイナーは、地球はいま4回目の転生にあるといっています。最初の土星紀に物質体があらわれ、次の太陽紀にエーテル体があらわれ、次の月紀にアストラル体があらわれ、いまの地球紀に自我があらわれたのだそうです。
自我はまだ誕生したばかりで未発達な段階にあるといいます。そのままでは手に負えないわがまま坊主だそうです。そんな自我であっても、すでに完全な発達を遂げた物質体である肉体の加護を受けることで、なんとかまともな状態をたもっていられるのだとシュタイナーはいっています。
トキさんがいっておられるように、たとえ正しい理論であっても、それによって自我は暴走をはじめます。どんなに立派な人たちを集めて、どんなに立派なグループをつくっても、それはどうしようもないグループになると、シュタイナーはたしかにいっています。
しかしそれでもシュタイナーは、物質体には宇宙の叡智が埋め込まれているといっているのです。しかもシュタイナーは、いまという時代をポストアトランティス期の第五時空と名づけ、この時空において自我は宇宙の叡智が埋め込まれた物質体にようやくつながることができたともいっているのです。
シュタイナーのいっていることは空理空論の絵空事なのでしょうか。哲学者のハイデッガーは、どうやらこの事実に気づいていたようです。ハイデッガーは「思考はそれからの到来である」といっています。「それ」とは物質体であるにちがいありません。ここから先の話はやめにします。
これから人類はどんな時代をむかえるのでしょうか。いずれにしてもこの話はここまでとさせていただきます。
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