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Web誌友会 板/2

3486復興G:2013/12/17(火) 15:09:19 ID:AB6RqYXc

>>3484 :a hope さま。

生長の家で 「愛行」 と言えば、「神誌」 と言われた『生長の家』 の月刊誌をたくさんとって人々に配ること、とほとんど同義語に使われていた時代もありました。それは、振り返って見ますと――

『生長の家』 創刊号の目次ページの裏に、

「吾れを伸ばすものは、
絶えず與へてゐると云ふ感じ、
紹えず人から喜ばれてゐると云ふ感じ、
與へる歓びは自己擴大の感じ、
自己の愛が次第に擴がる感じ、
この感じのうちに生命は伸びて行く。」

とあり、その前、表紙の裏面には


<< 『生長の家』 は讀み捨てにするやうな雑誌ではありません。どんなに此れが好い雑誌であるかは讀んで御覧になれば判ります。

讀みガラを捨てないで常に座右に置いて下さい。そして心に暗い影がさして來たら本誌のどの一頁でも宜しいから、開いてお讀み下さい。あなたの心がそれはそれは輕くなります。暗い人生観が明るい人生観にかはります。

これを病人に贈れば實に好い慰めともなり見舞ひともなります。私の書いたものは唯讀むだけでも元氣が出て病氣が輕減することが度々あるさうです。
愛息や愛弟妹に讀ませて頂けば、在來の消極的教育とはちがつた溌刺たる積極的精神が培はれます。

『生長の家』 は一つの家庭に是非一冊はなくてならない雑誌です。日本國中の家庭が此の雑誌をとつて呉れれば日本國中の家庭が榮えます。争ひの絶えなかつた家庭が平和の家となり、悲しみの家が喜びの家となり、病人の絶えなかつた家庭が健康の家となり、何事も不如意であつた家が 『生長の家』 となります。

私は日本國中の家庭を樂しい 『生長の家』 とするために全精力と全資金とを此の事業に献げます。

日本を愛する人々よ、知人に此の雑誌を紹介して下さい。屹度その知人がお喜びになります。此の人なら讀んで喜んで呉れさうなと思はれる知人があつたら其の人の住所氏名を發行所まで御知らせ下さい。幾部でも見本誌をお送りします。(生長の家發送部より)>>


 とあります。そして、「『生長の家』出現の精神とその事業」 と題する冒頭の言には、

<<自分はいま生長の火をかざして人類の前に起つ。起たざるを得なくなつたのである。友よ助けよ。同志よ吾れに投ぜよ。…(中略)…自分の火は小さくとも人類の行くべき道を照さずにはおかないだらう。此の火は天上から天降つた生長の火である。火だ! 自分に触れよ。自分は必ず触れる者に火を點ずる。生長の火を彼に移す。自分は今覚悟して起ち上つた。見よ! 自分の身體が燃え盡すまで、蝋燭のやうにみづからを焼きつつ人類の行くべき道を照射する。>>

 と、述べられています。

 そうして、谷口雅春先生ご自身が会社勤めをしながら身銭を切って 『生長の家』 誌一千部をつくり、最初は知人などに無料贈呈送付することから、生長の家の運動は始まった。そこで、この先生のお言葉に呼応して起ち上がった生長の家信徒たちは、「愛行」 と言えばこの 「神誌」 の購読者をふやすこと、さらにはこれを自分がお金を出してたくさんとって人々に配ること、とほとんど同義語に使われて、誌友拡大にひたすら邁進していた時代があったわけです。

 「誌友拡大」 こそが日本を救い人類を救うことになるんだ、この運動は神が始められた神様の運動なのだ、私たちは神に選ばれた霊の選士なのだ――そう固く信じてこの運動に熱中するあまり、ややもすれば行き過ぎや無理が生じたこともあったと、いま振り返ってみれば、思われます。

それで、a hope さまが
>>正直に言えば、「愛行」という言葉にあまりいいイメージをもっていませんでした<<
とおっしゃっているのは、「愛行」 は本来、自発的に行うものであり、よろこびの行であったはずだのに、強制される苦行のような状況もあらわれていたのかなあと思います。

<つづきます>


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