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Web誌友会 板/2

1681復興G:2013/06/08(土) 04:00:52 ID:AB6RqYXc

>>1656 の後ろの方に、

≪嗚呼(ああ)皇軍この日に滅ぶ≫

とありますが、それについて補足資料を提示して説明します。

(昭和14年12月10日・大阪朝日新聞に掲載された橋本徹馬氏の声明文より)

         ○

  「日本国民に告ぐ」
    人類史上より功利主義の戦争を絶滅せしめよ

 一体何がこの頃の国際政局をして、複雑怪奇を極むるに至らしめて居るのであるかといえば、そは前回吾等が「米国大使に答う」の文中に於いて述べたる如く、世界の各大国の指導者諸君が「他国を犠牲にするにあらざれば、自国の繁栄を期することが出来ぬものと考える」錯覚よりして、相互に対立闘争を為し、そこにあらゆる狡知と奸才とを競うに至るが故である。

 (中略)何れも列国が、相互に他国を犠牲にする事によって、独り自ら栄えんとすれば却ってその禍いを受け、逆に相互に協力してその共栄を計るならば、幾多の困難を克服して、共にその生を全うし得る事を示せるものであるが、欧州中にても最も文明国を以って任ずる英仏独等の諸国が、先の大戦の苦き経験を以ってするも、なおこれ程の事を悟らずして再び大戦争を開始し。以ってノアの洪水ならざる対立闘争激化の坩堝(るつぼ)の中にて、自他共に焼き尽くされようとしつつあるのは何事であろうか。

 想うに人類が今日の如く対立闘争の激化に苦しむに至った由来をたずぬれば、そは一に人類そのものの錯覚……即ち顛到妄想によるのであって、他の何者のなさしめる業でもない(中略)。

 吾らは予てわが皇軍の兵士の用うる銃器に、菊(皇室)の御紋章の刻せられてある事を最も尊く想って居る。

 兵士は皆「銃はなぜ尊いか」と問われれば、

 「菊の御紋章が入って居るからであります」

 と答えるのであるが、若しこの答えに対して更に解釈を許されるならば、元来この銃器は、この地上に一人の処を得ざる者をも無からしめんことを期し給う……無私無限の大愛の体現者であらせらるる天皇の軍に授け給う処なるが故に、我が八紘一宇の使命達成のためにこそこの銃器は使用すべく

 「絶対に日本の功利主義のために、この銃器を使用することなし」

 と解する意味において尊いのであると信ずる。

 吾等はやがて全世界の各国が、皆我が今回の事変処理の態度、並びに銃器に刻せられたる菊の御紋賞に学ぶ処があって、そのあらゆる兵器……殊に続々発明される一切の新兵器に悉く 「この兵器は絶対に功利主義の戦いに使用する事なし」 との意味を刻して、その文字通りにすべての兵器が、取り扱わるる時代を見ん事を希うものである。

 その時に至らば、今事変のために尊き生命を失った我が幾万の英霊も、その犠牲が歴史的に極めて十台なる意義のあった事を知り、喜んで瞑目さるる事と信ずる。

 熟々思えば、今日は実は我が国土の上より、一切の功利主義と対立意識と、これに伴う狡知と奸才とを、微塵も残さず吹き払う神風の欲しき時である。そは若くして払ひ潔められたる日本国が、真にその本来の面目に立ちて聖戦の意義に鑑み、支那事変の処理を起点として、敢然世界平和への転機をつかんで起つならば、

 その日本の姿はそのまま既にこの大宇宙に画かれたる、金剛不壊の神国なのであるから、その神国日本の叡智と大愛とが、必ず八紘に通じ全人類を感応せしめて、
現代日本国民の双肩に負える、人類史上の大使命が必ず達成される事は、毫も疑うの余地もないからである。

    昭和十四年十二月  紫雲荘(橋本徹馬)

         ○

 ――上記、

「無私無限の大愛の体現者であらせらるる天皇の軍に授け給う処なるが故に、我が八紘一宇の使命達成のためにこそこの銃器は使用すべく」

あったはずの「菊のご紋章入り」の銃器を、国のためを思って決起した青年将校を銃殺刑にするのに使ったことは、皇軍の精神が滅びたことを意味すると橋本徹馬氏はいうのであります。


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