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女子会板/2

297うのはな:2013/03/08(金) 19:33:45 ID:C5ZR2O/w
   自分らしく生きる喜びを感じる

 今の若い人たちは、次のようなことに関しては「すぐ動く」ことができる人がいます。
「上司から『このようにしなさい』と命じられたこと」「どうすればいいか、マニュアルで説明されていること」
しかし反対に、次のようなことに関しては「すぐ動く」ことができず、戸惑ってしまう人が多いようです。

「自分でどうすればいいか考え、自分の力で新しい分野を開拓していくこと」
「マニュアルも、手引書も、説明書もないこと」
 このタイプの人は、すでにある道の上を、決められた道順通りに進んでいくことはできるのです。
しかしながら自分自身で道を切り開いていくことは苦手です。どうすればいいのかわからずに、いつまでも
グズグズしたまま動くことができません。

 学生である頃はそれでもいいのかもしれません。教科書に書いてあることを暗記してれば、いい成績を取れたでしょう。
自分で教科書を作る必要はありませんでした。新入社員である時もいいでしょう。
上司から命じられたことに素直に従っていれば、ある程度認められることもできると思います。
 しかし年齢を重ねるうちに、自分で考え、自分で決め、自分自身の力で開拓していかなければならないケースも増えてきます。
その時のために「誰もやり方を教えてくれないこと」「マニュアルがないこと」「未知の分野のこと」に対しても「すぐ動く」ことが
できるようにしておくほうがいいと思います。

 大正・昭和の彫刻家、詩人だった高村光太郎、「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る」という言葉を残しています。
この言葉は、「私は自分で自分が生きていく道を作っていく。自分で自分の人生を切り開いていってこそ生きがいがあるし、生きる喜びも生まれる。
そうすれば自分が生きた足跡ができる」ということを表わしているように思います。
 自分らしい生き方をする喜びが「すぐ動く」ことの原動力になるということです。

『すぐ動く人になる8つのコツ』 植西 聡 著


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