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女子会板/2
180
:
うー
:2013/01/16(水) 19:05:17 ID:V62KUiUw
エナジーと業の深い関係
私も少し前に、プロポーズされて自分でも半分迷ったまま、親に紹介しようとした人がいたのね。
でも、母親が絶対会いたくないって言ったの。なぜかというと、その方の親ごさんが、長期にわたる
介護生活を送られていたからで........。
『それがどうしても気になる。その家柄は、あなたには合わないと思う』と。
うちの母は意外と勘がいいし、彼女がひっかかるってことは何かあるのかなと思って、結婚の話をのらりくらりと
延ばしているうちに、私もそうかなって思うようになって、結局結婚にはいたりませんでした。
そして、それからしばらくしてから、私の中でもさまざまな記憶がよみがえり、つながっていきました。
ひとつには、業を消化してスッキリと亡くなった奄美大島のヤスユキ父さんの話があるのですが、その一方で、東京で、
前述の彼をはじめ私に熱烈アプローチしてくる男性たちの家庭環境の共通項にも、やっと気がつきました。
彼らはだいたいが、代々続くお金持ちや地元の名士の家系。一人っ子。
そしてなんと、つき合っていない人や帰国子女のBFも含め、80%くらいが、ご両親やおばあちゃんやおじいさんなど、
ご家族の介護をされていたんです!
<介護時代>の現代では、そんな珍しいことではない、と言う人もいるかもしれませんが私には、彼らには家柄や考え方から、
共通項があるように思えました。どういうことかというと、名家であるおうち自体がフタをしたり、無理をするんですね、すごく。
その一族の子孫である男の子たちも、ものすごく頑張り屋さんで優秀。一人っ子のせいか、<俺が全部やる>というスタンスで、頼りがいはある。
だからこそみなさん東京でいい大学を卒業し、大企業に勤めているのですが.....とにかく『NO』『ギブアップ』をなかなか言わない男性たちでした。
とにかく一人で背負う、頑張る。抑え込んだ無理やガマンはいずれ体に出るんじゃないかと、こちらはハラハラする。
こんなことを言うのは、血も涙もないようで私も胸が痛むのですが、そういう切ない連鎖もやはり、無理をしすぎる業のあらわれのひとつではないか、と
奄美のお父さんと出会ったことを通して感じたのです。
『ひかりかた』 蝶々 著
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