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女子会板/2

1112うのはな:2014/04/13(日) 21:47:09 ID:emuqxSm6
「Don't be evil」はこう訳す

 グーグルは企業の標語として「「Don't be evil」、つまり「邪悪になるな」という言葉を掲げています。
この標語は、独占状態で他者に効率の悪いことを押しつけない、ユーザーにサービスを利用してもらううえで、意図的な操作などを
行わない、という意志表示です。

 しかし、中国版のグーグル検索では、中国政府による言論の制限を受け入れ、検索結果のページを検閲し、問題のあるWebサイトを検索結果の
対象から外しています。「〇〇をしない」と堂々と言うことは、「いつか自分は〇〇するよ」という意味だと、僕は考えています。
「人を殴らない」と言う人は、いつか誰かを殴るから、その言葉を使うわけで、そもそも人を殴ることを想像していない人には、そんな言葉は思いつきません。

 そう考えると、「Don't be evil」と謳うグーグルは、いつか「evil」になることに気づいていて、標語で自分に対するエクスキューズや、言い訳を行っているのかもしれない。
こういったことを見ていると、「Don't be evil」という標語は、「なるべく悪にはなりたくないなぁ」というレベルの意思表示ではないかと思えてくる。それは企業の努力目標としては悪くないと
感じますが、他のユーザーがどう感じるのかは疑問です。

 グーグルは、中国の検閲問題について、アメリカ政府関係者に質問を受けたようですが、その答えは「それは政治問題なので、文句があるなら大統領に言ってくれ」というものだったようです。
モノは言いようだなと感じざるをえません。「evil」にならないと言ってしまったものの、クライアントを抱え、検索サービスを広めているうちに、権力の問題に巻き込まれてしまったのでしょう。
逆に「検索結果に載せるな」と言ってきたWebサイトを、勝手に検索結果に掲載してしまうと、グーグルはコピーライトの侵害になる可能性もあります。

 もし、日本でWebサイトに断りなく、検索結果に掲載してしまった場合、これは完全に違法行為となります。
故にグーグルもヤフーも「検索サーバーを日本国内に置けません」と言って、法律的な問題が及ばない海外にサーバーを置いています。
自分が決めたルールと経済的な利益。その結果はどこの企業でもあること。グーグルもビジネスをしているわけですから、致し方ありませんねぇ.....。

 『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?』 ひろゆき(西村博之)著


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