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「教区会員」板

2255トキ ◆AXzLMGIbhk:2015/05/18(月) 22:52:49 ID:BNDKGGZc
 最近、「宗教と政治の転轍点 保守合同と政教一致の宗教社会学」という本を読みました。
国学院大学の教員をされている塚田 穂高 さんの博士論文をまとめたものです。率直に言って
面白い本ではありませんが、生長の家のことが書かれているので読みました。

 実際に関わっている人と違って、外部の人から見ると、宗教もかなりシビアに見られると
いうことはわかります。かってのナショナリズムを強調する路線からエコロジーへの変換は
学者や研究者からは、受容されやすいということもわかります。総裁は、実際の運動の経験
はありませんが、大学院を出た人ですから、こういう傾向についてはよく知っていると思わ
れます。

 加えて、総裁ご夫妻は、彼らなりに勉強はよくされているとは思います。世代間倫理とか
環境正義なんて難しい概念は、普通の人は知りません。賛成をするか、どうかは別にして、
そういう観念論の世界から見ると、一応、総裁ご夫妻の言動は説明はできるとは思います。

 余談ですが、個別の名前を出すのは控えますが、教区の活動者で、数は少ないですが、
総裁を支持する人はいます。総裁の文章を読んでいると、何せ難しい言葉を使っていま
すし、書いてあることは学問の世界ではそれほど間違っていることではないので、それ
で、総裁こそ世界を救う偉人である、と思い込む人がいるのも事実です。こういう人た
ちにとって、現在、教団が混乱をしているのは、総裁が悪いのではなくて、側近の人たち
や分派の人たちの責任で、総裁は正しいのだから、責任はない、という話になってしま
います。

 ただ、現実は「ご覧の通り」。と、言うよりも現場で実際に組織指導をしている人
は、内心では、程度の差はあれ、現在の路線はいずれ行き詰まるのが確実だと信じて
います。ただ、一部の幹部が言うように、総裁は正しく他の人の責任である、という
論にも賛成しませんが、同時に、総裁が私利私欲で好き勝手にしている、という議論
にも賛成はしません。と、言うよりも、正義が故におかす間違いもある、ということ
は言えるかもしれません。

 これについては、みすまるの珠で岡先生が論じておられるので、ここでは触れません
が、信徒が自分の問題だと考えるべき時期かと思います。

http://misumaru.o.oo7.jp


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