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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

597アクエリアン:2012/10/08(月) 14:54:29 ID:I2DPyx72
生長の家の法燈継承者の相続は、世襲制でいいのか。

今回の世襲制は、ここに述べられているように、最悪の形で、あらわれたわけですが、今後、どのような相続形態がいいのかを、考えるための資料として、チベット仏教の考え方を紹介させてもらいます。

私は、世襲制は、必ずしも、最悪の相続形態であるとは思っていませんが、やはり、ここに述べられているように、学徳による相続が、いいのでは、という考えです。

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二十世紀後半のアメリカでのチベット仏教の流布に大きな功績のあったデシュンリンポチェは、仏教の継承発展に必要な「師」の継承に関して、世襲制、化身制、学徳制の三つを挙げたうえで、親子の血統による世襲制相続は最悪の相続形態であると断言している。

そして、自ら第三代化身としてデシュン化身系譜を継承しているが、この化身制も最上のものではなく、仏教として理想的なのは修行によって徳を身に付けた僧侶による継承であると述べている。

事実、化身制のダライラマを擁するゲルク派も、宗派の最高の僧侶はガンデンティパ(ガンデン寺座主)であり、「たとえ乞食の子どもでも、徳さえあればガンデンティパになるのに何ら支障はない」というチベットの諺を引用している。

チベット仏教の高度な伝統は、こうして継承されているわけであり、そこは、修行、研鑽、によって得られる徳という基盤がある。

今枝由郎著「ブータン仏教から見た日本仏教」NHKブックスより
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