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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

53初心者:2012/07/08(日) 07:15:43 ID:TfQ0e6RA
さくらちゃんへ

>初心者さまは、時代とともに変わる宗教の形は、どのようにあるべきだと思いますか?

現代人の意識は、なにごとにたいしても根拠を求めるようになったということ
です。当然のごとく、真理にたいしても求めるようになりました。

こうした変化は、以前だと提示が困難であったことがらにたいしても、科学の
理論を借りて根拠らしきものが示せるようになったがゆえに起きたともいえます。

ニーチェは、認識以前の世界をカオスであると考えました。言語学も、ニーチェの
この考え方を踏襲して、人間がカオスに、言語の力を借りながら働きかけることで
コスモスをつくりだしていると考えます。コスモスとはつまり、混沌としたカオス的
世界に言語を作用させ、秩序をつくり出すことによって得られた世界ということ
になります。

問題は「カオスとはなにか」ということです。この問題が言語学者を悩ませてきま
した。カオスにしても、けっきょくは人間がつくりだしたのではないか。カオスじたい
も言語の働きなのではないか。こうしたことが、いろいろと考えられてきました。

カオスという考え方があっても、根拠が提示できなかったのですね。科学が発達し
てDブレーンが数学的に発見され、それがホログラムでありうるとする理論も登場
しました。

ホログラム映像を映し出す乾板は、干渉縞が描かれただけの、文字どおりのカオス
でしかありません。そこには秩序だった何者も存在してはいないのですね。カオス
をDブレーンと結びつけることで、言語学者たちを悩ませてきた「カオスとはなに
か」の問いかけに答えることができます。それは仮説でしかありませんが、まがり
なりにも、いくつかの問いかけにたいして、科学的な根拠を示しながら答えること
ができる時代になってきているのは間違いありません。

新しい宗教は、その成否はともかくとして、以前は不可能であったことがらにたい
しても根拠が提示できるようになった時代に対応する必要があると考えます。
科学を怖れ、「宗教的世界観と科学的世界観はちがう」と言っているだけでは
なにも生まれないということです。生長の家も、「真理の城塞」にひきこもるのでは
なく、時代の変化に正面から向き合うべきではないかと考えます。

ちなみに、Dブレーンとカオスを結びつけようとしているのは、わたしの知るかぎ
りでは、今のところわたしだけです。


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