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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

38初心者:2012/07/07(土) 12:16:36 ID:TfQ0e6RA
「神想観」は、シュタイナーのいうイマギナツィオンの行に似ているような
気がいたします。イマギナツィオンは、「神想観」と「進化した日時計主義」を
組み合わせたような行ともいえそうです(「日時計主義」じたいは無意味で
あると考えます。このことは、2、3年前にも、「初心者」のHNで、生長の家関連の
ブログか掲示板のどちらかに書き込んだことがあります)。

イマギナツィオンは、エーテル体に関係する行でもあるようです。エーテル体
は、通常は物質世界と結びついておりますので、物質的な体験にどうしても
引きつけられてしまうようです。物質世界に引きつけられてしまいがちなエーテル
体に霊的な体験をさせるというのがイマギナツィオンの目的ではないかと考えます。

イマギナツィオンの行を積み重ねることで、エーテル体が物質世界と結びつい
ていたときには体験できなかった、超現実的ともいえる霊的世界を、霊的自我が、
エーテル体の助けを借りて体験できるようになり、それまでとはちがった「第2の
現実」に目覚めるという現象が起きてくるようです。

ところがシュタイナーは、イマギナツィオンの行によって得られた霊的世界の体験
はすべて消し去らねばならないといっていますね。せっかく手にした体験をすべて
捨て去ったときに、霊的世界からの啓示がはじめて得られるということを、
シュタイナーはいっているようなのです。

イマギナツィオンを捨て去ることで得られる体験を、シュタイナーはインスピラツィ
オンと呼んでいるようです。シュタイナーによれば、インスピラツィオンとは、宇宙
意識を体験することでもあったといいます。宇宙意識の体験は、イマギナツィオン
の行を納め、それを解き放つことによって得られるというのがシュタイナーの
考え方であったようです。

イマギナツィオンとインスピラツィオンの体験を経て最終的に得られる体験、これを
シュタイナーは「宇宙自我との一体化の体験」と捉えていたようです。

ただここで問題となるのがアストラル体です。アストラル体は、その名のとおり、
はるか彼方の天体によってさえも影響を受けてしまうといわれるほどに、きわめて
不安定な存在なのですね。このアストラル体が、「宇宙自我との一体化」という
強烈な体験に耐えられるのかということが問題になってきます。耐えられなけ
れば、「プシコーゼ」とユングが呼んだ精神の異常を抱え込むことにもなりかね
ません。

こうした状況を回避するには、アストラル体を宇宙自我の受け皿にふさわしい
状態に保っておく必要があるとシュタイナーは考えました。そのために必要とされ
たのが、女性原理としてのソフィアであったのです。アストラル体にソフィアの働きを
持たせる必要がある、シュタイナーはおそらくこのように考えたのでしょう。その
ための方法としてシュタイナーが勧めるのが「畏敬の行」と呼ばれるものです。

「畏敬の行」にかんしては、『超感覚的世界の認識をいかにして獲得するか』で詳し
く述べられていますが、残念ながら同書はいま手元になく、参照不可能な状況と
なっております。


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