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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4
284
:
初心者
:2012/07/19(木) 08:06:44 ID:TfQ0e6RA
さくらちゃんへ
>初心者さまは、たとえば、「言葉は、パルマコンである」という話をされましたね。
言葉の問題にしても、ソシュールの言語学が、それまでロゴスを自明のものとして打ち立てられていた思想や哲学に壊滅的な打撃を受けたかということも考慮されなければならないことは、教えを言葉で伝えていく宗教でも、たいへん重要な指摘だと思いました。
雅春先生の思想がロゴスを自明のものとして打ち立てられているのは明らかです
ね。実相と現象、善と悪、霊性と物質性、光と闇というように、2つの対立する項を
立てて、それら2項を優越項と従属項に区分けする手法で雅春先生の思想は組み
立てられているはずです。
2項対立をもちいる手法が正当なものであることを保証するのがロゴスです。
これにたいしてソシュールは、2項対立が本来的にあり得ないことを示しました。
実相と現象ということでいえば、実相は現象との差異によってしか語ることが
できず、現象もまた実相との差異によってしか語ることができない、というように。
ソシュールの主張が示すのは、少なくとも言葉のうえでは、実相は「現象ではない
もの」という意味しか持たず、現象は「実相ではないもの」の意味しか持っていない
ということですね。この2つのを縮めていえば、実相は「実相ではないものでは
ないもの」の意味しか持たないということになりますね。
ロゴスは、2項対立をたしかなものとして保証します。2項対立をもちいて説明され
た思想の正当性を保証します。しかしソシュール的には、実相の例で示したように、
2項対立そのものが成り立ちません。成り立たない2項対立をもちいて説明された
思想の正当性を保証するものは何もない、ということになります。
雅春先生の思想がロゴスを自明のものとし、2項対立に依存することで語られて
いるとすれば、ソシュール的には、雅春先生の思想の正当性を保証するものは何も
ないということになります。
たとえばですね、「実相は神様がおつくりになられた完全なる実体である」と説明
したとします。この場合、一見すると、実相を、現象との差異としてではなく、実相を
実相として語っているようにみえますが、「完全」という言葉じたいが「不完全では
ないもの」との意味しか持たず、「実体」にしても、「虚ではないもの」の意味しか
持たないということからもわかるように、実相をどのように説明したとしても、その
説明のなかには現象の影がかならず入り込んでいるということがわかります。
「実相直視だ」といってみたところで、こうした表現のなかにも現象の影が入り
込んでいます。
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