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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

2536愛と追憶の日々「:2014/05/24(土) 16:21:58 ID:YKlvawTI
 
 神社にお参りに行った際に、おみくじを引かれる方は多いと思います。
特に初詣のときには、今年一年を占う気持ちで引かれるのではないでしょうか。
 全国、どこの神社に行ってもおみくじはたいていありますが、実は、伊勢神宮にはこのおみくじが
ありません。それがなぜだかわかりますか?

 理由は、「伊勢神宮を参拝できた人はみな、大吉」だからです。
〝伊勢神宮に参拝できた人〟とは、〝伊勢神宮に呼ばれた人〟です。
呼ばれないと伊勢神宮には参拝できないのです。私の知り合いにも「伊勢神宮に行きたいんだけど....」と
言いながら、予定していた日に急な仕事が入って行けなくなったりと、機会に恵まれない人が多くいます。

 だから、伊勢神宮に呼ばれ、お参りできただけでも、その方は〝大吉〟なのです。
本当に、伊勢神宮に呼ばれないと行くことが不可能なのかどうかということを証明することはできませんが、私はこの
「おみくじを引かなくても、伊勢神宮にお参りできた人はみな、大吉」という考え方は、とても共感できます。

 おみくじは、楽しんで引く分にはいいのですが、その結果に一喜一憂したり、悪い結果が出たからといって落ち込むのは考えものです。
おみくじで自分の運を〝ためす〟よりも、運は自分で〝開き〟、いくらでも〝良くする〟ことができます。
 たとえば、朝、家を出るときに靴のひもが切れました。「ツイてない」とか、「不吉だ」と思うと、朝から一日、憂鬱な気分になります。
それよりも、「出るときでよかった。これが外出先だったら大変だった。ツイてる」と思えば、気分を害することもありません。
また、駅に行く途中で頭に鳥もフンがポタリ!「汚いなぁ、なんてツイたばいんだ」と思うところを、「落ちてきたのが石だったら大ケガしてるところだ。ツイてる」と言って、
これで〝運〟がついたと思うことができれば、なにかいいことが起こりそうな気もしてきます。

 さらに、途中で財布を落としたとします。「最悪だ!なんてツイてないんだ!」と思ったところで財布は返ってきません。
それよりも、「命まで落とさなくてヨカッタ。ツイてる!」と思って警察に届けを出し、カード会社に連絡するなど、まずは対策ありきで、やるべきことをやります。
財布を落としてお金もなくなったうえに、気持ちまで落ち込んでしまったら、なにもいいことはありません。
対策をとれば被害を最小限にとどめることができますし、財布が見つかって戻ってくるかもしれません。
だからとにかく、気持ちだけでも落とさずにいたほうが絶対にいいことがあります。


 結局、「運がいい」とか、「ツイてる」というのは、考え方次第なのです。
起きる現象は同じでも、「ツイてない」と思う心は、また「ツイてない」という現象を呼び寄せます。
反対に、「ツイてる」と言っていると、また「ツイてる」と言いたくなるような現象を呼び寄せます。これがまさに、「引き寄せの法則」なのです。

 物語には、必ず良い面と悪い面があります。片面だけで判断するのはよくありません。
大切なのは全体をとらえること。そして、全体に感謝することです。
 伊勢神宮の話の続きで言えば、私は伊勢神宮に参拝するときには外宮、内宮だけではなく、内宮別宮の「月読宮」にも必ず参拝しますし、
人にもそう勧めます。月読宮の御祭宮は、天照大神の弟神である月読命です。
天照大神が太陽の神であれば、月読命は夜を統治する月の神様です。

 太陽である天照大神は、あまりにも大きな存在なので、どうしてもそこに注目してしまいますが、太陽と月は表裏一体の関係です。昼があれば夜もあります。
だから、バランスをとるという意味でも、私は天照大神だけではなく、月読命も参拝するようにしているのです。

 後略

 『全感謝する練習』 喜楽 著


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