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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

238役行者:2012/07/15(日) 16:29:28 ID:v.d0vAWE

 ちょうど一年前、初心者さまは下記コメントを記述されました。
◆「実在宇宙」という言葉が出てきた理由

なんで急に「実在宇宙」という言葉が出てきたのかと、
いぶかしく感じておられる方が、きっとおられると思いますので、
これまでの流れを、ざっとですが説明しておきます。

 すべての発端は、役行者様からの「ビッグバンは、なぜ、生じたのか」の問いかけでした。
 この問いかけに答えられなければ真理は終わる、とわたくしは考えました。

 この問いかけがなぜそれほどに重要かといえば、現象世界の誕生が
 ビッグバンに関係しているのは、ほぼ明らかだからであります。

 生長の家では、現象世界は、人間の心の迷いで生じたと説明されています。
 であるとすれば、ビッグバンは、人間の迷いが起こしたということにも
なってしまいかねません。

 役行者様は、「人間にそれほどの力があるのか」という点を突いてこられたのだと
わたくしは考えました。
 たしかに、ビッグバンは、人間が誕生するはるか以前の出来事であります。
 人間が介在した可能性は、かぎりなくゼロに近いはずです。

 ここで「ビッグバンは、なぜ、生じたのか」という問いが出てくることになります。
ビッグバンは、はたして誰が何のために起こしたのでしょうか。
現象世界をつくり出すためだったのでしょうか。
わたくしには、ビッグバンという世紀の大イベントが、
現象世界をつくり出すために起きたとはとても思えませんでした。

ビッグバンは、神による創造行為であったとしか思えなかったのです。
すると、この宇宙は神がつくったということになってしまいます。
しかしこの宇宙はどう見ても、パースペクティブと差延の問題をかかえた
不完全な宇宙なのです。現実には存在しない、偽りの宇宙なのです。

ここで、神の行為としか思えないビッグバンと、それによってつくられたとはとても思えない、不完全な偽りの宇宙とを結びつけなくてはならないという
大きな問題を抱え込むことになったのです。

その問題を解決するための切り札が、「今の宇宙」という発想でした。
ビッグバンと偽りの宇宙のあいだに「今の宇宙」を介在させることで
この難問は解決できると考えたのです。

その結果がEPRパラドックスによって説明される実在宇宙です。
実在宇宙であれば、ビッグバンによって神が創造したと考えることができます。
実在宇宙にはパースペクティブや差延の問題はありません。
実在宇宙は、あなたがわたしであり、わたしがあなたでもあるという世界なのです。
それは、「ワシが」というエゴのない世界です。
すべての存在者が、他のすべての存在者を包みこんでいるような世界なのです。
ですからわたくしは、実在宇宙は、完全とはいえないにしても、
神によって創造された宇宙であると考えてもさしつかえないのではないかと
思うようになったのであります。

以上が、実在宇宙にいたるまでの大雑把な流れです。

ビッグバンはとても大きな出来事です。
神の第一念といってもよいような大きな出来事です。
ビッグバンは、なぜ、生じたのか。
生長の家ではどのように語られているのでありましょうか。


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