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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1862流氷:2013/10/27(日) 19:28:18 ID:f7zRRRcE
    『ラスト・バリア』 ルシャッド・フィールド著

 教えを受け取るとき、あなたは思い込みから自由になりましょう。そこから始まります。

『ラシト・バリア』は霊的な探求の本では『アウト・オン・ア・リム』に匹敵する物語といってもよい本です。
イギリス人の作家ルシャッド・フィールドの自伝的要素の強い作品で、読んでいるうちに作者とともに不思議な霊的な旅をすることになります。
物語は、ルシャッドがロンドンの骨董屋を訪れたところから始まります。

「私はその骨董屋の主人の不思議な存在感に惹かれていった。自分でも妙だと思いながらも、その男にスーフィー(イスラム神秘主義者)のことをたずねていた。
男は微笑みをたたえながら、お茶でも飲みませんかと私を誘った。その男、ハミッドとの不思議な出会いが、私をイスタンブール、アナトリア高原、そして聖地コンヤへと
連れ出したのだった」。ハミッドは厳しい師となり、著者を導いてゆきます。
著者の神秘に満ちた魂の旅行に、読者はドキドキ、ハラハラしながら巻き込まれてゆくのです。

 この本が最初イギリスで出版されたのは1976年のことです。イギリスでは、ニューエイジ関係の本の古典となっています。
人間が自分の魂に目覚め、本来の存在に戻ってゆくための道程を描いた作品として、いつ、までも新鮮さを失わず、私たちの胸に深く訴えてくる作品です。
ルシャッドは、1934年イギリスに生まれ、歌手、骨董商人、株の仲介人などをしていました。
やがて、スーフィズムに興味を持ち始めてスピリチュアルな世界へと目を開かれていきました。

 その後、世界各国を旅してさらに多くの学びと体験を経てから、現在は故郷イギリスに戻り、人々をスピリチュアルな道へと導いているそうです。
この本はイスラム教の神秘主義、スーフィズムを通して、主人公が自己を見つめ、自分を束縛し制限している思い込みから自由になって、神と自らの関係を知り始める
までの物語です。また、私たちは死を恐れる必要はないということもよく出てきます。
肉体の死はあっても、私たちの本質である魂はそのまま続き、次々と姿を変えてはまたこの世界に戻ってくるのです。
そんな詩がこの本の中で紹介されています。

 スーフィーはイスラム教の密教であり、形式や規範よりも神と人間との関係をあくまで追求する人々、または、教団を指しています。
宗教的ドグマには縛られずに、あくまで一人の内なる自由を目指しています。
 私たちが『ラスト・バリア』に出会ったのも、何かに導かれていたように感じます。
1994年、私たちは北スコットランドにあるフィンドホーンを訪れました。
そこの本屋さんに行った時、スーフィーという言葉に惹かれていた私たちは、そこに並んでいる数冊の本をじっくりと見ました。
その中から読みやすそうに思えて選んだ本がルシャッド・フィールドの本でした。
作者がどんな人なのか、スーフィーというイスラム神秘主義者が何なのかも実は、その当時は、まったく知りませんでした。

 一週間フィンドホーンで過ごした後、鉱矢はそこで引き続き一週間のセミナーに参加しました。
そこで、さまざまな体験をしていきながら、この本が一人の男性が魂を再生させる物語と知りました。
題名の『ラスト・バリア』(最後の障壁)とは何なのでしょうか。この本を読んでいただければわかると思いますが、すべては一つであると、初めて
体験することだと思います。

 どうぞ、ワクワクしながら、魂の冒険を著者とともに楽しんでください。
最後におまけとして、この本の中から素敵な詩をご紹介します。この本の第9章にあるこの詩は、
2011年3月11日以降の日本人にとってとても大切なことを語っているのではないかと思います。

 「災いが降りかかった時には、人の悪口を言うな。
  欲や願望に走るな。
  他の方法に頼るな。
  きりきり舞いをするな。
  忍耐と調和、そして神と共にある喜びを失ってはいけない」

 『人生に奇跡を起こす魔法の本』スピリチュアルベストセラーのメッセージ25

   山川鉱矢・山川亜希子


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