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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1575うのはな:2013/07/22(月) 15:34:15 ID:8TsUPCs2
   約束を守った天皇、破ったマッカーサー

(田久保)
 多少脚色があるかもそれませんが、マッカーサーの回顧録で、終戦後に初めて天皇陛下が会いに行ったときのことが書いてあります。
マッカーサーは出迎えもせず昭和天皇を待ち構えていて、当然、会ったときには命乞いをすると考えていたわけですよ。
西欧の王たちは敗戦に際して、亡命と領土を何とかしてほしいと勝者に頼むと思い込んでいたのでしょう。

 ところが昭和天皇は、「私は、国民が戦争遂行するにあたって、政治、軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負うものとして、
私自身を、あなたの代表する諸国の裁決に委ねるため、お訪ねした」と。
 これも憲法のように、いかにも英語的な表現になっていますが、要するに「この戦争のすべての責任は自分にある」ということです。
そして自分の命はどうなってもかまわないから、国民を飢えさせないでほしいと頼んだそうです。マッカーサーは、
「私は、この瞬間、私の前にいる天皇が、日本の最上の紳士であることを感じとったのである」
と天皇支持に一八〇度方針を変えることになります。日本を知っていたグルー駐日大使らの影響もあったでしょう。

 脚色があるかもしれないと言ったのは、そもそもこの会見の内容は「口外しない」という約束のもとで行われました。
しかし、マッカーサーにとっては輝かしい経歴の重要部分ですから、回顧録から省くわけにはいきません。
 では、昭和天皇のほうはどうか。一九七七年に記者からマッカーサーとの会見内容について聞かれた際に、「男子の一言は守らなければならない」と
お答えになり、生涯口外されませんでした。欧米の人にこのご言動の見事なことがわかるかどうか。

 『「強い日本」を取り戻すためにいま必要なこと』 日下公人・田久保忠衛・ロナルド・モース 著


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