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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1569女神の部屋:2013/07/21(日) 13:18:52 ID:QeDx0zg2
  『幸せの遺伝子』ひらがな言葉が眠れる力を引き出す! 村上和雄 著

   「おかげさま」 目に見えないもの

「おかげ」という言葉は、「ありがたし」より古い言葉だといわれています。
もともとは「影」ではなく、「光」を表していました。月かげ、星かげとは月の光、星の光のこと。
「星影のワルツ」というヒット曲がありましたが、あれは星明りのもとでのワルツという意味でしょう。
光があるところには必ず影がありますから、星影すなわち星の光という連想から生まれたのではないかと考えられます。

 いうまでもなく、「おかげ」は「かげ」の尊称で、日月の光から派生して、人知を超えた神仏からいただく光を意味するようになりました。
「おかげさま」といって、人は神仏からいただいた不思議な霊光の御ケイン感謝していたのです。
「あいつのおかげで損をした」というように悪い意味で用いるようになったのは江戸時代以降といわれています。

「おかげさま」も、外国語には相当する表現がありません。アメリカ人にこの言葉を教えたら、「何のおかげですか?」と不思議がられました。
英語で近い表現を探すと、「ttanks to you」(あなたのおおかげで)とか、「the grace of God」(神さまのおかげで)というのがあります。
つまり、感謝すべき対象を明らかにして謝意を伝えるわけですが、日本語の「おかげさま」は、だれのおかげでもいいところが素晴らしい。

 日本人は、とくにお世話してもらわなくても、「おかげさま」という言葉を使います。そこにはやはり、生きていることの有り難さ、自分はいろいろなものに
生かされているという感謝の念があるからでしょう。

 「おかげさま」というのは、自分を生み育ててくれた母や父のおかげ、両親を産んでくれた先祖のおかげ、生命を維持してくれる太陽のおかげ、水のおかげ、空気のおかげ、
地球のおかげ、大自然の恵みのおかげ、つまるところはサムシング・グレートのおかげ、という意味なのです。
 何に対しても感謝の思いを抱くのは、日本人が一神教、つまり絶対的な神をもたず、森羅万象を神や仏として敬ってきた自然崇拝の心があり、目に見えないものに対する感謝の念を
もっていたからです。


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