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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1534うのはな:2013/07/09(火) 18:47:00 ID:m0fKdJPM
   悪いことをしない。よいことをする。

 ● 諸々の悪をなすこと莫れ 衆の善を奉行する 『七仏通戒偈』

「自分は悪いことをしている」という意識があると、心が乱れます。
ですから禅では、動じない心で生きていくために「悪いことをしてはいけない」と説きます。
「自分はよいことをしている」という気持ちがある時、人は生き方に自信を持つことができます。
動じない心で力強く生きていくことができます。そのため禅では、「よいことをしなさい」と教えます。

 それが冒頭の言葉の意味です。
この言葉に関して面白いエピソードがあります。中国の唐時代に、ある詩人が、仏教の教えを乞うために、山奥で修行する禅師のもとを
訪ね、こう問いかけました。
「仏教の最も大切な教えは何なんですか」「悪いことをしない。よいことをする」
禅師はそう答えました。詩人は笑い出してしまいました。

 「そんなことは三歳の子供でも知っていますよ」「三歳の子供が知っていることでも、八十歳の老人でさえ実行するのはむずかしい」
禅師は詩人に、そう説教したというのです。
 人には、頭ではわかっていても、なかなか実行できないことがたくさんあります。
この「悪いことをしない。よいことする」というのも、その一つかもしれません。

『動じない心をつくる 禅の言葉』 植西 聡 著


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