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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1438うのはな:2013/06/07(金) 21:53:42 ID:jH6BxhYE

 およそ三十分に及ぶ深更の「個人授業」はこうして幕切れとなったのでした。
実は、以上の顛末の一部始終を傍らで目撃した方々の中に、当時文藝春秋社の郡司勝義氏(小林秀雄担当で、のち作家)がいたとは
知る由もありませんでした。二十年後のこと、この一夜の問答が小林さん晩年の名講演録「信ずることと知ること」の動機になったのだと、郡司氏は月刊誌
で明かされました。

「(昭和四十八年)十一月初めの延岡市での講演を聴きにこられた方で、昂奮が醒めやらず、ホテルのロビーで、十一時頃まで待っていたふたりの青年がいました。
実は、その熱意に大変うごかされて、このテーマ(「信ずることと知ること」)を選ぶに至ったのですが、.....小林先生が、まったく見ず知らずの青年に懇々とさとされている姿は、
目蓋に焼きついていて離れません」(月刊『国民同胞』平成四年八月号)

 顧みると、一学生に対して胸に沁み入るような言葉をかけて下さった小林秀雄さん。
筆者が歴史に学ぶ極意を教示して頂いたあの一夜の機縁がいっさいの始まりだったのです。
 仰げば尊しの感、ますます深いものがあります。

『子供に読み聞かせたい 日本人の物語』 占部賢志 著


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