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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1390うのはな:2013/06/03(月) 09:03:16 ID:PDo2pGwE
  残念だったアメリカでの慰安婦謝罪発言

 以上を前提としてうえで、あえて安倍総理にも若干の苦言を呈しておきましょう。
けっして足を引っ張ろうというつもりはありません。むしろ、激励と受け止めていただければ
幸いです。

 第一次安倍政権の平成十九年四月、訪米した安倍総理は大失態を犯す破目に陥ってしまいました。
その当時、アメリカの議会で、日本の「従軍慰安婦問題」が取り上げられているのに、適切な処理をしなかったのが原因です。
いまだからこそ、ここで明かします。実は、安倍総理の訪米前に、何人かの友人とともに直接お会いする機会がありました。
そのとき私は、単刀直入に「慰安婦問題はどうなさるのですか」と尋ねたのです。
アメリカでそう聞かれるのは、わかりきっていましたから。

 すると安倍総理は、「ブッシュ大統領とのあいだでは、その話は出ないことになっています」と答えられました。
実際、事前の段取りでは、そのとおりだったようです。当時、外務省の幹部が安倍総理に
「心配する必要はない」と言って、次のようなアドバイスをしたそうです。
「アメリカ側も、いまさら旧日本軍がどうだこうだと、しつこく言ってくるはずがありません。したがって総理は
『二十世紀はいろいろ人権に関する問題がありましたが、これからは、そんなことが起こらないよう努力していかなければなりません』
といった趣旨のことをお話しされて、軽く流すのがいちばんです」

 さらに、ブッシュ大統領(当時)との首脳会談に際しても、「慰安婦問題が話題に出ないようにお膳立てしておきます」と外務省がレクチャーしたそうです。
くわえて、外務省関係者が「慰安婦の方々に、人間として、また首相として心から同情しているし、そういう状況に置かれたことに対して申し訳ない思いだ」
「二十世紀は、人権があらゆる地域で侵害された時代でもあった。二十一世紀を人権侵害のない、より良い世紀になるよう日本としても大きな貢献をしたい」という話で
慰安婦問題をサラッと流す予定です、とレクチャーしたと聞きました。

 だから、安倍総理も安心していたのでしょう。しかし、それが間違いの元でした。
案の定、慰安婦問題が飛び出したのです。見通しの甘い外務省の助言を受け入れた結果の「謝罪発言」は、安倍総理にとっても、日本国にとっても痛恨の一事でした。

 『取り戻せ、日本を。』 渡部昇一 著


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