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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4
1305
:
うのはな
:2013/05/07(火) 19:33:46 ID:feieQgHk
一滴の水にも凄い力があることを知れ 吉田松陰
天下の形勢はその大略が知られるように、いますでに神州の滅亡を憂えるところまで至ってしまいました。
幕府には人がいないので、細かいことばかり論じたりはしていますが、宇宙を達観して大戦略を展開する人は一人もいません。
そのため外国の勝手な振る舞いを取り押さえる有効な策が取れず、かえって着々と外国人に制せられることばかり起こっています。
壽永六(一九五三・ペリーの来航)年、安政元(一八五四・アメリカと和親条約を結んで開国)年からすでに六、七年も経過しているのに、
いまだに日本から外国へ航海するという話を聞きません。アメリカのワシントンがどこにあるのか、あるいはイギリスのロンドンがどういうところなのか、
そういった外国の事情も知らないで、どうして外国の横暴を押さえることができましょうか。
幕府の役人は粗野な田舎者と腰抜けの貴人の子弟ばかりですから、中には一人、二人の豪傑がいたとしても、どうしようもありません。
周囲でたくさんの楚人がやかましく話しているために、一人の斉人が斉語を教えようとしても、少しも進まないという中国の故事と同じことです。
そこで思うことは、東晋・南朝や趙・宋などが、黄河流域の地域を回復できないのも、当然の成り行きだということになります。
ましていまの徳川幕府には、国家の威信を回復する力があるのでしょうか。
徳川幕府が続く間は、アメリカ・ロシア・イギリス・フランスなどの支配が、どこまで進むか予想もできません。
ああ、実に嘆かわしいことです。幸い日本には、上には明晰な天子がおられ、深く心を悩ましておられますが、衣服や書物につく虫のように、
御所の公家が正しい伝統を破壊しているという悪習は、幕府よりさらにひどいものがあります。
ただ手をこまねいていて、外国を近づけては、神国の穢れというばかりで、古代の雄大な計略などは少しも思い出しもしません。
攘夷ができないのも、もとはといえばそこに原因があるのです。
各藩の諸大名に至っては、幕府の顔色を窺うだけで、根本的な政策を何も持っていません。
幕府が外国に降参すれば、必ずそのあとについて降参するでしょう。
後略
『吉田松陰の言葉』 竜門冬二 著
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