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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1206トキ:2013/03/22(金) 11:43:42 ID:z8M1UPU6
続いて、同書の最後のページを紹介します。
(以下は「人生は廻る輪のように」のp372から375です。)

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 学ぶために地球に送られてきたわたしたちが、学びのテストに合格したとき、卒業がゆるされ
る。未来の蝶をつつんでいるさなぎのように、たましいを閉じこめている肉体をぬぎ捨てること
がゆるされ、ときがくると、わたしたちはたましいを解き放つ。そうなったら、痛みも、恐れも、
心配もなくなり、美しい蝶のように自由に飛翔して、神の家に帰っていく……そこではけっし
てひとりになることはなく、わたしたちは成長をつづけ、歌い、踊る。愛した人たちのそばにい
つもいて、想像を絶するほどの大きな愛につつまれて暮らす。

 幸運にめぐまれれば、わたしはもう地球にもどってきて学びなおす必要のないレベルに到達す
るかもしれないが、悲しいことに、とわの別れを告げようとしているこの世界にたいしてだけは
不安を感じている。地球全体が苦しみにあえいでいる。地球が生まれてからこのかた、いまほど
衰弱した時期はない。あまりにも無思慮な搾取によって、地球は長いあいだ虐待されてきた。神
の庭園のめぐみをむさぼる人類が庭園を荒らしつくしてきた。兵器、貪欲、唯物論、破壊衝動。
 それらがいのちを支配するルールになっている。恐ろしいことに、いのちの意味について瞑想す
る人たちによって世代をこえて受けつがれてきたマントラ (真言) は力を失ってしまった。

 まもなく地球がこの悪行を正す時期がくると、わたしは信じている。人類の所業に報いる大地
震、洪水、火山の噴火など、かつてない規模の自然災害が起こるだろう。わたしにはそれがみえ
る。わが亡霊たちからも、聖書に描かれているような規模の大異変が起こると聞いている。それ
以外に、人びとが目ざめる方法はないのか? 自然をうやまうことを説き、霊性の必要性を説く
ためにとはいえ、ほかに道はないのか?

 目には未来の光景が映っているが、わたしのこころはあとに残していく人たちに向けられてい
る。どうか、恐れないでほしい。死が存在しないことを想起さえすれば、恐れる理由はなにもな
い。恐れることなく自己をみつめ、自己について知ってほんい。そして、いのちを、やりがいの
ある課題だとみなしてほしい。もっとも困難な選択が最高の選択であり、正義と共鳴し、力と神
への洞察をもたらす選択なのだ。神が人問にあたえた最高の贈り物は自由選択だ。偶然はない。
人生で起こるすべてのことには肯定的な理由がある。峡谷を暴風からまもるために峡谷をおおっ
てしまえば、自然が刻んだ美をみることはできなくなる。

 この世からつぎの世への移行を目前にしているわたしには、天国か地獄かをきめるのはその人
の現在の生きかたであることがよくわかる。いのちの唯一の目的は成長することにある。究極の
学びは、無条件に愛し、愛される方法を身につけることにある。地球には食べるものがない人た
ちが無数にいる。住む家がない人たちが無数にいる。無数の人たちがエイズで苦しんでいる。無
数の人たちが虐待されている。精神や身体の障害とたたかっている人たちが無数にいる。毎日、
理解と慈悲を必要とする人たちがふえている。その人たちの声に耳をかたむけてほしい。美しい
音楽を聞くようにその声を聞いてほしい。請けあってもいい。人生最高の報酬は、助けを必要と
している人たちにたいしてこころをひらくことから得られるのだ。最大の祝福はつねに助けるこ
とから生まれる。

 その真理は、宗教、経済体制、人種の差をこえて、すべての人の日常経験に共通する
ものだと、わたしは確信している。

 あらゆる人はひとつの同じ本源からやってきて、その同じ本源に帰っていく。

 わたしたちはひとしく、無条件に愛し、愛されることを学ばなければならない。

 人生に起こるすべての苦難、すべての悪夢、神がくだした罰のようにみえるすべての試練は、
実際には神からの贈り物である。それらは成長の機会であり、成長こそがいのちのただひとつの
目的なのだ。まず自分を癒さなければ世界を癒すことはできない。

 準備がととのい、それを恐れさえしなければ、その人は自力で霊的体験をすることができる。
グルやパパに教わる必要はない。

(つづく)


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