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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

1008a hope:2013/03/17(日) 16:55:08 ID:TqpbsVIM
>>1007よりつづき)

わたしは彼女に言った。

「貴女は彼を苦しめたのですよ。
彼が勝手に貴女を好きになり、勝手に結婚を申しこみ、勝手に失恋して苦しんでいた。
貴女には何の責任もないと思っていたでしょう。
そうではないのです。
貴女のために苦しんでいたのです。
その苦しみを知らせるためにご主人が観世音菩薩として貴女の前にあらわれたのです。
貴女はご主人からふんだり、けったりされましたが、貴女は精神的にその男をふんだり、けったりしたのですよ。
彼に懺悔しましょう。
御主人に感謝しましょう。
御主人の彼女にも今まで憎み、嫉妬していたことを懺悔しましょう。
こんな姿にまでなって貴女を導いてくれたことに感謝しましょう」

彼女は今まで真理を知らなかったばっかりに、恨んだり憎んだり逆の行為をしてきたすべての人に懺悔し、感謝し涙を流した。
また彼女は伝道中、一軒一軒見知らぬ家の前にたって、その御家族の幸福を祈ることがどんなに尊いことであるか、
道ゆく一人一人の人の幸福を祈ることがどんなに尊いことであるか、ということを体得した。
そしてこれからの人生をひたすら他の人の幸福を祈ろうと心に誓って家に帰ったのであった。

まもなく彼女から便りがあった。
それは御主人の口から離婚してくれとの言葉が全然出なくなり、暴力も全然ふるわなくなったとのことであった。
また彼女は、御主人が女の所へ行く姿をも心から拝まずにおられないとのこと、
ひまがあると神想観をして御主人を拝んでいるとのことであった。

以上の体験で考えられることは、私達は知らないで誰かを不幸にしている場合があるということである。
それが何であんな人から、こんな思いをさせられるのかと自分の不幸をつぶやくような運命になるのである。
私達は幸福な人生を送るためには彼女の決意のように、これからの人生を、
ただひたすら他の人の幸福のみを願う人生を送る以外道はないのである。
家庭においても、職場においても、電車の中、バスの中、道を歩いている時も、
とにかくふれる人ことごとくひたすら幸福を祈る、そこに私達の真の幸福への道があるのである。

すべての人の神性を礼拝し、すべての人の神性を讃(ほ)め称(たた)えて歩いた常不軽菩薩は、
その功徳によってお釈迦様に生まれ更(か)わったのである。

(謹写終わり)


【a hope所感】
久しぶりに、この「伝道物語」を拝読し感動しています。
「実相礼拝」「実相礼拝」と口で言って手を合わせるのだったら誰でもできます。
ですが、「真の実相礼拝」は、心からの懺悔と、心からの感謝の気持ちがないとできないものなのだと
今回のお話を拝読して感じました。


ところでみなさま、明後日から子供たちの春休みです。
春休みは色々な行事もありますし、わたしは仕事もしていますから、毎日がバタバタと過ぎていきそうです。
なかなか、この掲示板に書き込みできなくなるかもしれません。
ですが、書き込みができなくても、この掲示板をご覧の「生長の家」のみなさまの健康と幸福を、
毎日心よりお祈りさせていただきます。

感謝 合掌。


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