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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板

1893うのはな:2012/03/28(水) 19:16:58 ID:El6gIMAw
 伊勢神宮には二つの顔がある

 第一の顔は皇祖神、アマテラスを祀る顔だ。天上界で日の神だったアマテラスは時代の変化とともに
皇祖神、国家神に変貌し、天皇を頂点とする現世の政治構造と深く結びついた。
その結果、アマテラスの神域は不可侵な存在にまで高まっていく。

 第二の顔は農耕神としての顔だ。ブルーノ・タウトは伊勢神宮の正殿に田んぼの真ん中の藁葺きの農家を見、
その素朴さ、透明さ、清楚さに感嘆したが、それは農耕によって生きていた古代の生活の反映であり、素朴な信仰だったと
いえるだろう。『日本書紀』にも記されている。「農は天下の大本なり。民の恃みて以て生くる所なり』と。

 伊勢神宮では三百六十五日を通してなんらかの祭事がおこなわれている。
その数は大小あわせて千七百回にのぼるといわれる。ざっと計算して一日に四回の勘定になる。
それはヤマトヒメが伊勢の地をアマテラスの終の住処と定め、「祠」が建立されたときにはじまり、
徐々に確立され、以後、営々とつづけられている。それらの祭事も皇祖神、国家神としての
アマテラスにかかわる祭事と、五穀豊穣を願う祭事に大別される。

 二つの顔をもつ伊勢神宮は祭事にはじまり、祭事に終わるのである。

『謎解き伊勢神宮 神々と天皇と日本人のDNA 』 井上宏生 著


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