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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板
1279
:
ももんが
:2012/02/28(火) 20:11:15 ID:XXCuaQns
トキ管理人様、皆様。
トキ様、御寒いですね、今夜から明日の明け方は、雪だそうです。いつも、心ある、御言葉に感謝しております。感謝合掌、拝。
さて、現在の生長の家や、この掲示板に、とって、良いお話を、させて貰います。
〜『南泉斬猫』と言う無門関にあるお話です〜
昔、唐の時代に南泉山に普願禅師という方の元に、大勢の雲水さんが、集まって修行をしていました。
その僧堂は東西に二棟に別れていたようで、たくさんの修行僧が修行してました。
ある日の事、東西両僧堂の雲水たちが、一匹の猫を捕まえて、猫に『仏性が有る?』か『仏性が無いか?』議論していました。
お釈迦様はお悟りを開かれたとき『一切衆生 悉有仏性』〈生きとし生けるものは、みなことごとく仏性を有している〉と獅子吼されました。
さあ、東側が『猫にも仏性が有る』と言うと?
西側は、『猫の様な畜生に、仏性など無いと』反論します。
『有る』?『無い』?の論争は中々決着がつきませんでした。
その騒がしさに、奥から、南泉老師様が、出てこられました。そして、争う両東西僧堂の雲水さん達の中に入り、左手で猫の首をつかんで『議論をやめろ!“有る”、“無し”の二見にわたらない処で何とか言ってみろ!道〈い〉い得れば猫を助けてやるが、道い得なければ猫を斬ってしまうぞ!』と、
怒気を含んだはげしい言葉を放った。見れば、右手に持った利剣を猫の喉もとにつきつけている。
『道い得ればよし』何を言得ばよいか、道かなった答えをすれば、猫を助けてやるというが?雲水達は、気をのまれて、水を打ったように静かになってしまった。誰一人答える者がない。師家とは、学人が苦しんでも、決して回答を与えない物です。借り物でない、自分の言葉での答えを要求します。
その時、南泉老師様の利剣は、無惨にも、猫を斬り捨ててしまいました。
その夕方、高弟の趙州和尚が、外出先から帰ってくると、南泉老師様は、猫を斬り捨てたことの次第を話ました。そして、趙州和尚に『尊公なら、どうする?』とたずねますと?
趙州和尚は、何も言わずに、履き物を頭に乗せて、部屋から、退出していきました。南泉老師様は、一言呟き『趙州和尚が、いたら、猫を斬らなくてすんだものを、惜しいことをした』と呟きました。
〜おわり。
このお話のポイントは、猫に仏性有り、無しや。これを今日の身近な問題に置き換えと、右だ左だ、保守だ革新だ、神だ、仏だ…解決の難しい二見対立になる。南泉老師は、有、無を偏ぜず無に片寄らず、理論を離れ感情を越えた、囚われの無い世界を一刀一段によって示したのです。
即ち、『和解』とは『中道実相』のことです。
〜つづく
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