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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える  2

1961トキ:2011/11/09(水) 17:57:02 ID:LVf.XwNI
 その上で、少し追加すると、宗教というもののあり方は、これから考えてもよいかもしれません。

 宗教が失敗か、どうかはわかりませんが、私は、宗教の意義から考えてみたいです。つまり、神様
や教えそのものには問題はないと思います。が、組織としての宗教、あるいは運動としての宗教は
そもそも現象とは言え人間がする事なんですから、良いも悪いもないし、間違う事もあります。

 これは宗教だけではありません。例えば、科学を見れば、現在文明は科学の上に成り立っていますが
原発事故などを見ると、科学も「怖い」という話になります。法律なども、秩序を守るためには必要
ですが、過去には「悪法」が存在し、人権を抑圧した事もあります。今、欧州の経済危機ですが、論調
の中には「民主主義の限界」を論じる人もいます。包丁なども、魚をさばくために使えば道具ですが、
人を殺せば「凶器」になります。同じ様に、宗教の組織や運動も、使い方を間違えると、たいへんな事
になると思います。

 昔、用事があり代々木公園あたりに行ったら、イラン人が多数たむろして、偽造テレカや麻薬を
売っているので、仰天した記憶があります。これは、イラン革命で坊さんが政権を取り、宗教家が権力
を振るう様になったら、とたんに國の運営がうまくいかない状態になったのです。しかも、権力をにぎ
ったので、坊さん自体が腐敗するようになったとも言われています。それで、みんな、日本に出稼ぎに
来たのですね。こういうのは失敗例かもしれません。

 しかし、マザーテレサまでいかなくても、やはり宗教者で地道にコツコツと困っている人達の世話を
している人は、生長の家を含めて沢山います。昔、嵯峨天皇でしたが、仏教の影響で、死刑を廃止され
それが300年ほど続いた事なども宗教の肯定的な面だと思います。今でも、紛争地域で宗教法人が好
ましい影響を与えた例は聞きます。もともと、個人の心のあり方をとうべきが信仰ですが、その全て
を否定できないのも確かです。

 私は、だから、宗教というものが失敗というよりも、それに関わる人達の心の問題である、と思って
います。生長の家に関わる我々も、そういう事を考えてもよいかもしれないと思います。

合掌 ありがとうございます


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