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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える 2
1854
:
初心者
:2011/10/18(火) 17:20:11 ID:4IaAZAME
言葉以前の世界がカオスまたは流体的世界であるとする、その根拠について説明いたします。
以前から申し上げておりますように、現象世界はDブレーンによって虚構されたホログラム映像であるという考え方が、わたくしにはあります。もちろん、これは、ド素人のたわごとレベルの発想ではありますが、それでも、根拠を提示するには、またとない、格好の材料となるのであります。
ここで問題となるのは、Dブレーンは実在なのか、という疑問であります。Dブレーンもまた、人間がそれを認識したという意味では、言語の効果によって生じたマボロシの可能性があります。しかし、Dブレーンは数式によって導かれたアイデアであります。そしてまた、数式には、言語のように、好き勝手に世界を分節できないという性質が、おそらくはありますので、数式によって示されたアイデアは、言語を超えた特権的な地位にあるということを、ここでは認めて論をすすめることにいたします。
世界がホログラムであるとすれば、その原板は、複雑な流体状の模様を描くことになります。しかもこの模様は、静止することなく動きつつけているはずであります。ここで、人間の脳について考えます。心すべきは、脳もまた、ホログラムによってつくられた立体映像ということになるのであります。しかし、この立体映像は、なぜか世界を体験する能力を持ちます。この能力は、脳科学者のカール・プリブラムによれば、高速フーリエ変換という数学的処理によって実行されることになります。
人間の脳は、高速フーリエ変換によって、ホログラムの原板に描かれた流体模様を、それとはまったく異なったべつの映像へと置き換えているはずであります。こうして置き換えられた映像が、未分節のカオス的世界として、人類の前に立ちあらわれているはずであります。この映像こそが、わたくしが、ソシュールの言語学を説明するさいに用いた、言語以前のカオス、または流体的世界ということになります。
そして人類は、このカオス的世界を、言葉によってつぎつぎと分節化してゆくことで、現象世界と呼ばれる文化的状態をつくりだしているということが考えられるのであります。以上が、言葉以前の世界を、カオスまたは流体的世界とした根拠ということになるのであります。
余談になりますが、物理学者のデイビッド・ボームは、言葉以前の、そしておそらく、それよりもはるか以前の世界を、分割不可能な流体的世界であると表現しました。しかもボームは、あろうことか、こうした流体的世界を表現するための言語を構築するという、前代未聞の構想を持つにいたったのであります。
流体的世界を表現するための言語を、ボームはレオモードと名づけました。「レオ」とは、「流れ」を意味するギリシャ語のようでありますが、これを接頭語とした、新たな言語の構築を、ボームは構想したのであります。
この構想は、おそらく中途で挫折したはずでありますが、Dブレーン発見以前の物理学者の叡智、あるいは直観によっても、現象世界の根源には、分割不可能な流体的世界が実在するということが予測されていたのであります。
「現象なし」とは、あくまでも言葉によってつくりだされた世界についてのみいえることであります。それ以前の世界についてはどうなのか。生長の家は、いまだこの問題にはふれずにいるのであります。
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