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敗北の歴史 (研究費の申請落ちた歴史をまとめておく。)
1
:
YK
:2016/08/15(月) 22:58:34 ID:ulJu0cng
2003年のJSPS DC2
題目: 多元系硫化物スピネルにおけるCMR及びハ-フメタル材料の探索
敗因: 字が小さい。ネタが1970年位のもののリバイバルだったので古いのね。
その後: この研究でFe2+にアニオンが4配位すると変な磁性になることを知る。
2
:
YK
:2016/08/15(月) 23:04:21 ID:OBKnoDiQ
2004年のJSPS PD
題目: 多元系硫化物スピネルにおけるスピンエレクトロニクス材料の探索
敗因: 前の年度に比べば、内容はあるけどね。やはり字が小さい。
ネタの古さが良くなかったのかな。
その後: 磁気抵抗測定とスピン分極には詳しくなったので、
近所の大学で、ポスドクの公募(JST ERATO-SORST)に申請して採用された。
給料は、JSTの方が良かったのでありがたかった。
3
:
YK
:2016/08/15(月) 23:12:37 ID:OBKnoDiQ
2009年募集の平成22年度 JSPS 科研費 若手A
題目: 「最新の高圧合成法による鉄系高温超伝導体の組成最適化」
敗因: 字が小さいのと、高圧装置を自ら持っていない状態での研究計画は
無理があったかな。全国共同利用研究のネタは難しいみたいです。
その後: 結局、試料合成用のプレス機は未だ自前のものが無い状態だけども
その間に博士を1名主査、1名副査で輩出できたのでまぁ良いか。
4
:
YK
:2016/08/15(月) 23:19:07 ID:OBKnoDiQ
2010年募集の平成23年度 JSPS科研費 若手B
題目「高温高圧条件下でのシャンド鉱型Fe3Sn2S2の合成」
敗因: 今読み直すと、目的がイマイチ分からない。慶應に戻り、鉄系高温超伝導体自体は
JST-TRIPで研究費をいただいていたので、それ以外の探索に必死だったのだろう。
結局この組成は得られていないので、まぁ良かった。
その後: 間接的ですが、二元系の新物質 CsCl型 RuGe & RuSnの発見にはつながりました。
5
:
YK
:2016/08/15(月) 23:20:05 ID:OBKnoDiQ
ここまで読みなおして、総じて
細かいことを書きすぎて読みづらいね。
もっと掻い摘んで書くべきであったかもね。
6
:
YK
:2016/08/15(月) 23:26:46 ID:OBKnoDiQ
2011年募集の平成24年度 JSPS 科研費 若手A
題目「強磁性型近藤格子の量子臨界状態の発現」
敗因: 書類選考でCランク。向いていない人扱いだね。
読み直すと、図表は意外とすっきりかけていた。
ただ、これじゃ現在進行形の論文なので、読む人に取っては査読になる。
不愉快かもしれないね。
7
:
YK
:2016/08/15(月) 23:31:44 ID:OBKnoDiQ
2011年募集の平成24年度 JSPS 科研費 萌芽
題目「高圧プロセスを併用したダイヤモンド関連超伝導体の探索」
敗因: 書類選考でBランク落ち。これも内容はすっきり書いてある。
思い起こせば、この研究の重要さは、当時としても分かりきっているので
萌芽ではないといえばその通り。
その後: 日立金属・材料科学財団より同テーマにて助成いただいた。
とても有り難い。
8
:
YK
:2016/08/15(月) 23:39:14 ID:OBKnoDiQ
2011年からの萌芽研究は基本的にこのネタ(ダイヤモンド関連BN)でがんばっている。
結果は全て落選だけれども
書類選考の結果は
2012年募集の平成25年度
「高圧結晶相制御によるウルツ鉱型超伝導体の探索」→C
2013年募集の平成26年度
→A
2014年募集の平成27年度
→C
2015年募集の平成28年度
→B
審査員に依存することを悟る。
足りないのはサービス精神なのだろうか。
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