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装置に関するTips

3YK:2011/09/15(木) 17:26:23 ID:6Nz4wDvw
MPMS-XL使用者各位


ピックアップコイルやSQUIDを使用して磁気モーメント測定を行う場合
測定原理上、必ず形状因子による系統誤差が生じます。
(添付ファイル参照)

お勧めの測定方法を下記に示します。

○常磁性体 / 反強磁性体 / 非磁性体 (弱い反磁性体)の場合
試料の質量は、10 mg 程度にして、1mm 程度の直方体上の試料を使用する。


○強磁性体 / 超伝導体の場合
反磁界補正 (添付ファイル"実験物理学講座..."のp. 30, 表 2-2)を
行う必要があるが、非常に難しいので、平板上に薄く試料を加工して
試料の長手方向に平行に磁場をかけて測定する。
試料形状は必ず記録する。


神原


補足
試料形状を正確に加工し、正確に反磁界補正を行うことは難しいので
上記の方法により、なるべく正確な値を測定することを勧めます。


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