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死んだらどうなるの?
56
:
was a bee
:2012/04/28(土) 12:44:59
>>52-54
返答ありがとうございます。
>いかんせんカントがいうように時空は知覚の
>形式として常に伴っているものですから、われわれは「時空の無い世界」を「感じる」ことはできません。
>ただ論理的に可能性が示され、イメージの断片を想うことができるだけでしょう。
これを聞いて逆に納得できました。
理屈から導かれるけれども、具体的なイメージとしてはうまく描けないもの、そういう位置で理解していくことで
良いなら、自分にも少しは理解できそうな気がしました。
20世紀以降の物理学が提示する世界モデルなんかも、まさにそういうもの「理屈としてこうだが、具体的にどういうことか、うまくイメージできないもの」の典型と思います。
たとえばアインシュタインが作った方程式に基づいて「時間の進み具合の差」を計算してGPSの精度を上げる、といったことは
現代では技術的な問題として普通に行われてるようです。
しかしそういう計算をしている技術者であっても、おそらく誰一人として、相対論的な時空というのが
具体的にどういうことなのか、というのはイメージできてないでしょう。
シュレディンガーが作った方程式も、ナノスケールの世界の現象を理解するために
あらゆる領域で使用されている式です。
たとえば今この私達のネット世界を支えている半導体という部品、この部品の設計と制御も、最終的な所はシュレディンガー方程式に基づく計算で行われます。
しかしシュレディンガーの式が提示する世界観が、具体的にどういうことかをイメージできるかと言われると、おそらく誰一人としてそれを想像することはできていないでしょう。
理論物理の世界でモデル化される、5次元の宇宙とか26次元の宇宙とかも似てますね。
理屈としての要請からそうしたモデルが現れる、または作ることが出来る。けれども、それがどういうものなのかは
人間には具体的にイメージすることができない。
なぜなら時間・空間という人間の知覚の形式に当てはめられないから、ですね。
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