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死んだらどうなるの?
20
:
メビウス@管理者
:2011/08/11(木) 01:46:50
>>19
人間という概念が言語上の概念に過ぎないから
>>16
での「人間」という「主体」は存在しない、という意味で書きました。
たしかに
>>2
の「疑ってる何か」とは「クオリア」の意味で書いてます。
そのクオリアは「肉体の死に連動」して「発生しなくなる」よう見えます。
しかし、それは「みかけ」だけに過ぎないだろう、というのが私の考えです。
「在るものは無いものにならない」という原則があります。
物質的なものは無くなった様に見えても他の元素や素粒子に変化するだけです。
クオリアはどうでしょう? やはり無いものにはならないはずです。
しかし、クオリアは他の何かに還元することが想定困難で、現代の心の哲学でも
クオリアの由来については、物理主義では「創発説」、自然主義的二元論では「汎経験説」
によって説明しているのですが、いずれも因果的な説明として成り立っていません。
このことは「心の哲学におけるパルメニデスのアポリア」として書いてます。
http://www21.atwiki.jp/p_mind/pages/96.html
#id_e3265361
ちなみにフッサールは物的なものと心的なものの差異を重視し、
心的なものについては「それは、それによってそれ自身として現れる」
と、還元不可能性を強調し、そこからイデア論じみたことを言っていたり……。
問題の核心は結局のところ時間と空間の実在性にあると私は思っていて、やはりパルメニデスや
アウグスティヌス、スピノザが正しいんじゃないかと考えますが、まあ、時間の非実在性は
論証が不可能なことでもあります。これは信仰みたいなものです。
結局、論理的にはクオリアは「在るものは無いものにならない」けれど、
現に「生成変化しているように見える」という二つの事実は解決困難なアポリアとして
残るんだろうなと思います。
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