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死んだらどうなるの?
12
:
メビウス@管理者
:2011/05/31(火) 00:14:21
哲学的な意味での死と、生物学的な意味での死を一致させるのが実存主義なわけですが。
キェルケゴール、ニーチェ等、彼らは素朴実在論と見ることができるかも。
竹田青嗣は実存主義のエッセンスが現代思想に引き継がれているため、彼らを高く評価
してるんですが。
ニーチェのツァラトゥストラには、若い頃は無神論であったが死を間近にした老人が
翻心し、神に祈るのを批判する描写があります。私はその描写を見てニーチェの限界を
見たような気がします。
キェルケゴール流にいえば人は「死に至る病」からは逃れられません。つまり形而上への
問いは実存の根幹なはずで、そこからキェルケゴールは再帰的にキリスト教を評価するわけ
ですが、現代の人々にとっては、キリスト教の代替となるのが心の哲学だと考えます。
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