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尾張弁・名古屋弁・知多弁(尾張方言・名古屋方言・知多方言)
35
:
名無しさん
:2010/11/27(土) 06:44:09
保守的な京阪式では、三拍形容詞の終止形は一類(赤い・厚いなど)が高高低、二類(青い、暑いなど)が高低低だ。
そして中輪東京式では、それが一拍後ずれした形で一類が低高高、二類が低高低となっている。
一方、主流京阪式では、幕末以降に形容詞一類と二類の区別が崩れ、どちらも高低低となっている。
京都では高高低型自体が嫌われる傾向が強く、「頭」のような名詞も含めて本来高高低だった語のほとんどが高低低に変化しおわっている。
一方、大阪などでは形容詞以外では高高低型がまだ残っていて、特に老年層では変化が完了していない。ただし若い世代ではほぼ完了している。
名古屋や岡山など、京阪式地域の周囲に分布する内輪東京式地域では、形容詞は一類も二類も低高低になっている。
この統合は数十年単位でどんどん広がってきていて、例えば広島でも若い世代では相当進んでいたり、東京でも区別が怪しくなってきている。
京阪神では、近年の共通語の影響に伴って、若い世代では形容詞終止形に高低低だけでなく低高低の形が混じるようになってきた。
しかし一類と二類の区別はないので、結果として名古屋と同じように一類も低高低とする現象が見られる。
名古屋の場合、主流京阪式の低起式と似たような遅上がりもあるので、聞いた印象がやや近く感じられる理由になっている可能性もある。
ただし主流京阪式の低起式は、平板型の場合、次が低起式なら最後の一拍が高く、次が高起式なら全て低いのに対し、
名古屋の場合は、三拍目から上昇するのが基本。三拍は低低高で一致するが、四拍以上だと違ってくる。
名古屋は他に、用言の活用形アクセントが単純化しているなどの特徴もある。
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