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方言区画論

8名無しさん:2010/12/07(火) 20:00:42
方言区画論と、方言周圏論的な「伝播」の視点は相性が悪いんじゃないか?

方言周圏論が使うのは、語彙などの個別的で、後からの変更が容易な部分。
ある意味、表層的で枝葉の部分が変わるときの様子を示したもの。

一方、方言周圏論は、なるべく根幹的で体系的な部分の特徴を重視する。
例えば音韻やアクセントの特徴が割と重視され、語彙はそれほど重視されない。
音韻やアクセントでも、体系上はどうでもいい個別の特徴は重視されず、音韻体系やアクセント体系に影響を与える部分が重視される。

金田一案は区画案の中で特異な分け方だが、あの内輪・中輪・外輪という分け方は、方言周圏論とは全く違う発想のもの。
むしろ内輪が保守的で、外輪が革新的という意味で、外側ほど新しくなる。方言周圏論とは逆で、逆周圏分布にあたる。
このような場合、中輪や外輪の方言は地理的に連続しているわけでもなく、普通の人が考える方言区画とはかなり異なってくる。

やはり方言の幹の部分というのは自律的内的変化で決まってくるもので、伝播により変わる部分は表層的なものに過ぎないだろう。
それにより区画しようとしても本質を見誤ることにしかならないと思う。

それに、「経路」に注目しているのに、わざわざ>>5のように面的に区画しようとしても結局上手くいかないと思う。
たとえばある地域が複数の経路から影響を受けることだってあり得るし、時代によっても変わる。
経路はそのまま経路の形で素直に考えればいいのでは?


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