[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
日本語の方言の音韻・発音
17
:
名無しさん
:2010/12/29(水) 22:36:24
>>16
まず、その変化が語彙的ではなく音韻体系上の問題であることをきちんと説明してくれ。
話はそれからだ。ズーズー弁(シとスが混同する)と、有子音行でウ段とオ段が混同することが
共存することを音韻的に説明することは、大変難しい。まずはそこをクリアしないと話にならない。
語彙的な変化というのなら、その種の混同は全国に溢れている。
ズーズー弁とは何の関係もない愛知県で「恵比寿」を「いべし」という。
イ段とエ段どころか、シとスが乱れている。
弥生も弥生、コテコテ近畿の大阪方言でさえ「えべっさん」「けつねうどん」「へれかつ」と言うのだ。
大阪が縄文だというのなら、弥生文化はいったい日本列島のどこにあるのだ?
18
:
名無しさん
:2011/01/04(火) 01:00:59
http://www.youtube.com/watch?v=mpyec25a2ls
0:25で「死ね死ね死ねぇ」と言ってると思って聞けば普通にそう聴こえるレベルなのですが
関東人のUの発音はもともとこんな発音なのでしょうか?
それともこういう変化に変化しているのか
唇を一切丸めていない発音で、Uとは認識し難い発音ですね
個人差で、こういう発音の人もいるとは思うけど。
19
:
名無しさん
:2011/01/04(火) 14:10:00
>>18
俺も西日本人だが
たしかに「死ね」にも聞こえる発音だな。
けっこう中舌だが、この話者は茨城の人か?
西関東の人か?
伝統的な東北・東関東方言ほど中舌ではないように聞こえる。
20
:
名無しさん
:2011/01/04(火) 14:23:58
場所は茨城だけど、女や、撮影者とその仲間はどこの人間かわからないからねぇ
その動画のパート2の終わりの方で、撮影者の仲間と思われる男が「歩ってる」と言っていたが、アクセントは東京式だ
21
:
名無しさん
:2011/01/04(火) 16:38:05
パート2はこれ
神栖 初日の出 事故2
http://www.youtube.com/watch?v=92XBtGvBwF4
22
:
名無しさん
:2011/01/05(水) 05:12:03
どうなんでしょうか!
23
:
名無しさん
:2011/01/05(水) 11:21:26
西日本方言のウは比較的はっきりとした奥舌の円唇母音で、すなわち舌の盛り上がりが奥のほうで唇は丸まる。
だが、東日本方言のウはやや中舌寄りで、非円唇母音に近づいている。すなわち舌の盛り上がる位置が真ん中に近づき、唇の丸まりも弱い。
東北方言ではそれがさらに顕著で、完全に中舌母音になり、またほぼ非円唇母音といってもよい。
ただ、
>>18
の例は、そのようなイに近づく方向ではなくエに近いように聞こえる。
狭母音というより半狭母音に近づいていて、口の開きが大きくなる方向での変化のように思える。
発音の緩みが曖昧母音(シュワー)の方向に向かっているのか?
24
:
名無しさん
:2011/01/05(水) 11:29:48
たしかに
>>18
は、
「しに」でもなく「しの」でもなく、「しね」に近づいていて、
東北のような中舌狭母音ではなく、
中舌半狭母音だ。
「死ぬ」と三回言ったなかでも、一回目が最も「しね」に近い発音。
25
:
名無しさん
:2011/01/05(水) 16:07:03
本当ですね
2回目は「死ぬ」に聴こえるかも
死ね度で言うと 1回目>3回目>2回目 だね。
死ね死ぬ死ぬぇ〜
26
:
名無しさん
:2011/03/09(水) 19:43:41
東北方言、北陸方言、雲伯方言などの「ズーズー弁化」は一体いつごろ進んだんだろう?
三陸地方の一部には、明治末期生まれでまだズーズー弁化が完了していない地域があったようだ。
また、青森県下北地方などには、イとエの統合が完了していない地域もあった。
とはいえ、これらの変化は東北地方をほとんど覆い尽くしているが、
やはり江戸時代のうちに進行していったんだろうか。
なぜ東北だけこれだけ広い範囲で徹底的に変化が進んだんだ?
日本大文典には東北方言的な特徴に対する言及がほとんどないが、
これは当時東北でそのような発音がまだ生まれていなかったからか?
それとも、単に書き手が東北方言まで知らなかったからか?
27
:
名無しさん
:2011/03/09(水) 22:45:04
イとエについては秋田県、山形県の高齢層にも区別があり、
中年層のほうが区別がない(1980年代の資料によると)。
28
:
名無しさん
:2011/03/10(木) 00:16:03
>>27
山形県といっても、庄内??それとも内陸??
このどちらかによって、意味するところは大きく異なるようにみえる。
庄内の話だとしたら、方言は新潟と秋田の中間でほとんど南奥的要素を含まないので、
イとエの混同が、南奥・東関東的であるというだけの話で、何の不思議もない。
だが、内陸特に村山盆地などで
>>27
がそうだとすると、これは大変なことになる。
ズーズー弁の諸要素の発生は、江戸中期どころか相当最近までセットバックさせないといけなくなる。
29
:
名無しさん
:2011/03/10(木) 00:44:57
>>28
分布図では、山形県の庄内から最上・村山地方まで含んでいて、
置賜は統合、というふうになっているように見える。
イとエの統合についての分布図で、青森県西部から秋田県全域、山形県大部分が、
斜線(統合・非統合の中間)で、青森東部・岩手・宮城・福島・茨城・栃木・越後(上越除く)は
完全に塗りつぶされている。
30
:
29
:2011/03/10(木) 01:01:01
その横にある説明文を引用。『講座方言学1 方言概説』の「音韻概説」
東北地方の北部や日本海側では、老年層では、/i/を[ï]、/e/を[e][e˔]で区別していたが、
弘前方言など/i/に属する語例が少なく、イにあたる多くの語が/e/に移行している。
この傾向が進んで、ついに中年層では/i/に属する語を見つけることができなくなっている。
一方、イとエの区別がないと言われる地方でも岩手・宮城で老人層は、「胃」という語についてだけは
中舌母音の[ï]つまり/i/であって、「柄」「石」「いい」などの[e˔][je˔]つまり/e/と違う音を持っており、
また、福島では、エにあたる「枝」「衿」などいくつかの語、それに「いい」の一語にだけ、摩擦音の[je][ʐe]を持つ。
これらの現象は語例対応上もはやイとエの区別とは言い難いようであるが、
拍体系としては/i/と/e/を認めざるを得ないことになろうか。
もっとも、福島のものは、/e/と/je/の対立と解釈することもできよう。
新潟、栃木、茨城では、前記の諸現象がなく、問題なくイとエの区別がない、つまり/i/の欠如として構わないようである。
31
:
名無しさん
:2011/03/10(木) 01:19:06
青森などでは、/t, c/の前でだけ/i/ と/e/の区別があるというような中途半端な状態の方言があるという。
「痛い」「苺」「五つ」「糸」「従兄弟」などでは/i/だが、「息」と「駅」の区別はないというような状態。
イとエの混同が広がったのはかなり最近と言っていいだろう。
一世代前の老人(明治30〜40年代生まれ)と、今の老人(大正〜昭和初期生まれ)とでは、
むしろ今の老人のほうが混同する地域が広がっているようだ。もちろん知識としては区別ができるが。
共通語化においても、シとスの区別などは比較的早く習得されているのに対し、イとエは比較的若い世代でも混同が残っている。
一世代前の時代の記述では、中年層ではシとスなどの混同は薄れているがイとエの混同は根強く残っていると表現されるような状態だった。
32
:
管理人
:2011/04/12(火) 17:59:52
★言語学・日本語・方言板ご利用者の皆様へ★
いつも貴重な書き込みをしていただきありがとうございます。
さて、ご利用者の中の一部に、他の投稿者に対する批判や攻撃、
煽りなどと受け取れる書き込みをなさる方がいらっしゃいます。
このような書き込みは、他の利用者を不快にさせたり、
スレッドが荒れる原因になったりすることがあります。
この掲示板は2chの避難所としても使っていただけますが、
2chと同じ感覚で煽りや攻撃などをなさらないようにお願いいたします。
皆様が快適に議論できるように、乱暴な言葉遣いは避けてください。
今後そのような問題のある書き込みを発見した場合、
有用な議論を含む書き込みでも削除することがあります。
また、それでも同様の書き込みを繰り返す利用者がいた場合は、
やむをえず書き込み禁止の措置を取ることもありえます。
そのような措置を取らずに済むよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
33
:
名無しさん
:2011/06/14(火) 03:53:42
日本語のエ段って
非円唇前舌半狭母音じゃないだろ
フランス語のアクサンテギュがついたeは日本語のエと比べたらイよりで、
日本語のエをこの発音で言うと、すごい嫌味を言ってるような発音に聞こえる。
ただ、非円唇前舌半広母音?でもない。
日本語のエはこの2つの丁度中間ぐらいだなぁ。
範囲的にはeに入るということになるのかね
34
:
名無しさん
:2011/06/14(火) 16:19:08
共通語の/e, o/は半狭母音と半広母音の中間ぐらいだよ。
東北地方の/e/は半狭母音。
35
:
名無しさん
:2011/07/03(日) 14:53:20
日本語の歌で、 母音がウのところをウと発音してないのは、関東のシンガー?
36
:
名無しさん
:2011/09/18(日) 16:20:16
今さらだが日本語のラ行がdに近い、dに入れ代わりやすいっちゅうのはこんなところでもわかるんだな。
香川弁の「降っじょる」を見てみると、
降りよる→降っりょる→降っぢょる→降っじょる
この変化は最初スペイン語のLLの変化と似てるなどと思ってたが、ラ行はLじゃないし違った。
ラ行はdに近い弾き舌で、(俺の婆さんもそうだが老人なんかにはダに入れ代わる人も多い。)
dに近くなったものにyoruが付くわけだからヂョルのようになるわけだなぁ
いや〜
37
:
名無しさん
:2011/10/25(火) 14:37:50
http://www.youtube.com/watch?v=NFKsiOgOraE&feature=related
Uをしっかり丸めてるから西日本だろうなと思ったらやっぱり福岡だ。
関東のシンガーは、ウの丸めを嫌ってもっと変な音になるからな。
38
:
名無しさん
:2011/10/25(火) 14:50:13
http://keynotes.hidezumi.com/keynotes/2011/05/poor_foreign_language_learners.php
西のウが標準らしいわ
39
:
名無しさん
:2011/10/25(火) 14:52:01
http://www.youtube.com/watch?v=QdVWtHc2_LU&feature=autoplay&list=AV4oVf-d_DwKCB0EBpjyi7GZUQWnJVkCps&lf=artist&playnext=5
誰か関東人の良い動画あったら貼って
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板