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上代特殊仮名遣い
149
:
名無しさん
:2015/04/06(月) 23:10:49
まとめ。
(1世紀あたり)上代特殊仮名遣い前史はペラールの再構形である6母音体系をしていた
[日琉祖語] a e i o u ə
(3世紀あたり)この母音体系が地域によって分裂、畿内と中部あたりで一部母音が高舌化した→eの一時消失
[東日本] a e i o u ə
[中部] a i o u ə
[畿内] a i o u ə
[西南九州] a e i o u ə
(3〜8世紀のどこか) 名詞化や他動詞化、自動詞化など複数の機能を持った接辞が -iに統合、母音重複が起きまくって融合的な中舌母音が発生
[東日本] a e i o u ə
[中部] a i o u ə
[畿内] a i o u ə ɨ
[西南九州] a e i o u ə
(8世紀) 東日本から上代特殊仮名遣いが崩壊、5母音体系に。東日本の影響を受け中部・畿内でeが復活、エ甲発生
[東日本] a e i o u
[中部] a i o u ə e
[畿内] a i o u ə ɨ e
[西南九州] a e i o u ə
こんな流れ。音韻の変化が地方→中央に波及する流れは、オ列長音の開合の統合やエ・セの直音化などで類例があるので
そんなに不自然ではないと思う。ただ東日本でəが消滅して5母音になったのは案外もっと早い時期かもしれない。
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