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「谷口雅春先生を学ぶ会」を語る会1
877
:
名無しさん
:2012/04/14(土) 09:59:18
★雅春先生の「戦争の倫理的意義」から現代日本人の霊的進化を考える★
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戦争の倫理的意義 谷口雅春
私は『大自然が催し、大自然がはかろうて自分をその境遇にまで追い寄せた現在の生活』を百パーセント完全に生きることが、生長の家の生き方であるといった。この意味において『戦争』というものが吾々に課せられた場合には(現に課せられているのであるが)それを完全に戦い抜くことが生長の家の生き方でなければならないのである。今与えられた環境から飛出すところの出家道は、否応の選択が働くのであるから、戦争というものは魂の修養にならないというような価値判断がはたらいて、戦争忌避や、敗戦主義に捉えられるおそれがあるが、生長の家では出征する人にとっては戦場が直に魂の修養の道場となり、戦争が直に吾々の魂を練るところの公案となるのである。多くの人たちは戦争の悲惨な方面ばかり見ていて、その道徳的、宗教的意義を理解しない。そして動もすれば戦争を忌避するのであるが、戦争は実に真剣な、否応なしに左右をいわずに、ただひたすらに至上命令に従うところの激しき宗教的行事なのである。しかも同時に、肉体の『無』を理屈でなしに実証するところの行事である。かの天華の修行に天華の教祖渡辺薫美が修行者たる一婦人に課したところの『千仭の谷へ、今跳べ!』の必至命令の如く、否やの選択を許さぬ絶対命令と同じことである。『爆弾を抱いて、そのまま敵のトーチカに跳び込め!』これに対して、軍人はただ『ハイ』と答えて跳び込むのである。宗教の修行においては、たとひ教祖の命令通り跳び込まなくとも、『修行が足りない、まだ心境がそこまで達していない』位で許されるだけに、それは修行の『型』をやっているだけである。また、その命令者が教祖という個人である。しかし戦争においては否応はない、言葉通り肉体の生命が放棄せられる。そして軍隊の命令者は天皇であって、肉体の放棄と共に天皇の大御命令に帰一するのである。肉体の無と、大生命への帰一とが、同時に完全融合して行われるところの最高の宗教的行事が戦争なのである。戦争が地上に時として出て来るのは地上に生れた霊魂進化の一過程として、それが戦地に赴くべき勇士たちにとっては耐え得られるところの最高の宗教的行事であるからだと観じられる。
(『谷口雅春選集』谷口雅春著 潮文閣、1941年、302−303頁)
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【コメント】
雅春先生の「戦争の倫理的意義」から現代日本人の霊的進化を考えてみましょう。
雅春先生の上記ご文章から「高級霊」になるための要件を探っていきますと以下のようになるのではないでしょうか。
まず、「高級霊」の定義ですが、これは、なんらかの高い価値ある理念のために肉体を捨てて死んだ人のことをいいます。
そのなかでもとりわけ国家は理念の中でも最高理念とされます。
そして低級霊が高級霊になるためには以下の3つの要件が必要です。
①なんらかの高い価値ある理念のために死ぬ、という目的があること(=目的要件)
②肉体を捨てる(「肉体なし」の教えの実践)
③至上命令への絶対服従性
以上の要件を明治憲法下の日本人と、日本国憲法下の日本人に当てはめてみましょう。
明治憲法下の日本人は皇軍になり天皇陛下の至上命令のもと(=要件③を満たす)、爆弾を抱えて敵のトーチカに飛び込んで天皇陛下万歳を叫んで日本国のために死ぬことで(=要件①②を満たす)、低級霊から高級霊へと生まれ変わり、最高理念である国家に包摂されました。
ところが日本国憲法下の日本人は、雅宣総裁という宗教指導者の命令に従うだけですので、上記雅春先生の御文章にもあるとおり、たとえ雅宣先生の命令通りトーチカに跳び込まなくとも、『修行が足りない、まだ心境がそこまで達していない』位で許されるだけに、それは修行の『型』をやっているだけになってしまいますのでほとんど霊的進化は望むことができません。日本国憲法下の日本人が低級霊から高級霊になるためには、雅宣総裁の命令を至上命令として受け取り、絶対服従して「ハイ」と言って命令を何でも聞く、某教区の某氏のような生き方も、霊的進化の面からは、案外、やってみる価値があることかもしれません。
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