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宗教・哲学・思想を語るスレッド

406脱洗脳願望:2012/06/22(金) 19:38:02
自我のインフレーション 

 KKが嫌われる最大の要因は、「自分が根本仏である。私を崇拝せよ」
という大川の傲慢さにあるようだ。それについて考察してみた。
 自分を根本仏とする大川の全能感とはユング心理学的に見てどう
みなされるか。それは自我のインフレーションである。これを説明しよ
う。

 ユング心理学では「自我」と「自己」を区別する。表面意識の中心が
「自我」であり、意識と無意識を合わせたものの中心が「自己」である。
表面意識は氷山の一角であり、無意識は相当広いとみなされている。

  「自我」は主に外的な適応に使われる。「自己」は内的世界への適
応に使われる。
 「自己」を無視し外的にのみ適応した場合には、心が虚しくなり、
生きる意味が分からなくなるということが起きやすい。「自我」は一面
的であり、心の全体性に逆らって努力することがある。心全体のバラ
ンスを崩したとき、ノイローゼになる。「自我」を無視し、内的にのみ適
応した場合は外的適応が不可能になる。

 ユング心理学における治療とは、一面的価値に従い心のバランスを
崩した人を、心の全体のバランスが取れるように、無意識の内容を「自
我」に統合して行くことである。「自己」も無意識の内容である。

 「自己」は「自我」にとって、神または全宇宙として経験される。「自我」
が「自己」を自分のうちに統合できなくて、「自己」に飲み込まれると、内
的世界で全能感が出てきて自分が神になったような感覚になる。これ
を自我のインフレーションという。自我肥大ともいう。このとき現実離れ
した傲慢さが出てきて危険である。

 安全に「自己」を自我に統合して行くためには、「自我」が相当強くな
ければならない。つまり頭が良くて意志が強くなくてはならない。「自我」
とは時間空間の世界にすなわち外的に適応する力である。

 ユング心理学では神と神イメージを区別する。神は心理学では捉え
られないとして不可知論の立場に立つ、神イメージは人類の歴史太古
から多くの人々が神として経験したものである。神を経験したと人が言
ってもそれは主観的なものであり、神のイメージを経験した事実は認め
ても、それだけでは神のいる証拠にはならないのだ。

 このユング心理学の説明によると、大川が自我のインフレーションに
襲われ傲慢になっているのは間違いないだろう。とにかく考えられうる
限りの存在の中で自分が一番偉いとしているのだ。選挙に出たのは外
的適応が欠如し、内界の世界にどっぷりつかり、外的現実を認識できず
そこで万能感を感じていたにすぎない。自分の妄想を霊能力と思ってい
たかもしれない。自分を根本仏と思い込めるのは、病気であり傲慢で
ある。自分を全知全能と言いつつ予言は外しまくって、過去世認定は
自分に都合よく修正ばかりしているのは明らかに病気としか言えない。
実は無知無能なのであるが。薬を飲んでいるという噂もあるが、糖質
の可能性は大きいと思う。根本仏ならば過去に人類を創造したように、
今、新人類を物質化現象で創造してみよと言いたい。否、宇宙をもう
一つ創ってみよと言いたい。科学革命ぐらいはお茶の子さいさいだろ。
念力の存在が証明されれば科学革命成就であるから。唯物論をけな
すのではなく、唯物論打破が可能である。すると信仰心の無い人も大
勢入会すると思うのだが。



 ユング心理学を用いてKKを批判するのは、抑え込んでいた不信心が
表面意識に流入してきているからである。それにしても宇宙即我の何が
偉いんだろう。


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